DARPA: 垂直離着陸方式の次世代ドローン「X-Plane」の初飛行試験に成功 – Business Newsline



VTOL X-Plane. Credit: DARPA

DARPAは4日、これまで研究開発を行ってきた垂直離着陸方式の次世代ドローン「X-Plane」のサブスケールモデルによる初飛行試験に成功したことを発表した。

X-Planeは、カナードを備えた有翼機型のドローンとなるが、前方のカナード翼と後方の主翼の合計26基の電気モーター駆動型のダクトファンを有するというこれまでにない特異な形状をしたものとなる。

X-Planeは、離陸時には、翼のダクトファンを上向きにすることによって浮上し、上空でダクトファンの向きを前方に修正することによって水平飛行モードに移行するものとなる。

X-Planeの機体は、2016年からAurora Flight Sciencesによって開発が進められてきた。

DARPAは今回のサブスケールモデルによる初飛行試験の成功を受けて、X-Planeの飛行モデルの正しさが実証できたとしており、今後は、サブスケールモデルを使って飛行データの取得を行った上で、実機の開発に移行することを予定している。

ホビー用で一般的なマルチコプターの場合、垂直離着陸は当たり前のものとなっているが、こうしたマルチコプターの場合、垂直離着陸は容易に可能とはなっているものの、飛行速度は遅く、長距離の偵察レンジを必要とする軍用のドローンとして使用するには問題があった。

対して、軍用の有翼型ドローンの場合、長距離の偵察は容易だが、離着陸(特に回収)が難しいという問題を有していた。

X-Planeが実用化された場合、垂直離着陸と長距離偵察の両方が可能となることで、ドローンの可用性が飛躍的に向上することとなる。

Source: DARPA




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