世界に延びる只見線 – 福島民報



 「世界に誇る絶景だ」。金山町の写真家星賢孝さん(69)はJR只見線沿線の写真を撮り続け、交流サイト「フェイスブック」を通じて国内外に発信している。
 1年のうち300日、奥会津の豊かな自然の中を走る列車にレンズを向ける。その表情は日々、異なるという。

 デジタルカメラが普及し始めた20年ほど前に写真を始めた。シャッターを何度も切るうち、奥会津の美しい景色に列車は欠かせない存在と気付いた。2011(平成23)年7月の新潟・福島豪雨災害で只見線が不通になると、思いはさらに強くなった。「只見線を売り出し、観光客が呼べないか。奥会津を活性化するきっかけになる」。復旧への機運を高めようとフェイスブックでの投稿に熱が入った。最近、只見線の写真が台湾や中国で話題となり、個人旅行者が目立ってきた。

 星さんの作品を中心とした初の只見線写真展が1日、台湾の台北市で開幕し、10日まで開かれている。星さんは5日に現地入りする。3日間にわたり講演会を開き、魅力を伝える。「只見線に足を運ぶ人が一人でも増えてほしい」。全線復旧した只見線の沿線が多くの人でにぎわう日を思い描く。

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只見線沿線の絶景を撮り続ける星さん
只見線沿線の絶景を撮り続ける星さん


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