ぶん殴れ!ぶっ飛ばせ!血も滴る氷上の格闘技。スポーツアクション「Super Blood Hockey」:Steam



発見!Steamおすすめのゲーム
第60回

ぶん殴れ!ぶっ飛ばせ!血も滴る氷上の格闘技。スポーツアクション「Super Blood Hockey」

 世の中に数あるメジャースポーツの中には血なまぐさく生傷が絶えないものがある。ラグビー、アメフト……なにも荒っぽいのはそれだけだけではない、氷上の格闘技とも評されるアイスホッケーもそんな競技の一つである。

 生傷の様に絶えず販売されるゲームを紹介する第60回は「Super Blood Hockey」を紹介しよう。

 

家に4人集まったらアイスホッケーをしよう

日本語はないが言語に左右されないゲームである。操作はキーボードとコントローラーに対応している。詳しい操作は後述するがコントローラーの方が直感的にはプレイはしやすいだろう。

 本作品は冒頭にもあったアイスホッケーを題材としたスポーツゲームである。タイトルが血なまぐさい上にPVもそんな感じではないように思うが、れっきとしたスポーツゲームである。実際のルールとは違うが一人プレイの場合、基本は4人1チームで戦うことになる。



対戦モードはエキシビジョン、トーナメント、チャレンジモード(後述)の三種類。3分(設定可能)3ピリオドのマッチを行い、取得点数が多い方が勝ちというシンプルな競技ルールである。

 モードと設定を確定した後はプレイするデバイスと国を選択する。ロ-カル対戦では最大4人までのタッグマッチに対応しているため、PC1台にコントローラーを4つ持ち寄れば4人でワイワイ言いながらプレイできる。

また、選べる国の中には北朝鮮も含まれている。意外にも思われるが同国はアイスホッケー強国でもあったりする。

 国を決めた後はプレイヤーチームの構成を決定する。フロントマンポジションの“ENFORCER”、シュートやパスを通す“SNIPER”、全てが平均的な“PLAYMAKER”の三種から4人を選ぶ。この構成は自分のプレイスタイルや、相手の構成に合わせる形で組み合わせるのが良いだろう。荒っぽい人は機動力は落ちるが全員“ENFORCER”にしてもいい。

ゲームの開始はバスケットボールの様にパックを取り合う所から開始する。コントローラーのXボタンを連打することで先手を勝ち取ろう。

 試合中はパックを持ったキャラを優先的に操作することになるが、敵チームにパックが渡ってしまった場合は操作キャラを適時切り替えることでパックの奪取を行なう。コントローラーのYボタンでキャラクターを切り替える、足下に円マークがあるのが自分の操作キャラクターだ。

コントローラーのAボタンでパス、Xボタンでシュートができる。それぞれチャージ可能でフルパワーで放った場合は敵味方関係なく審判すらも吹っ飛んでいく。

そういや、忘れていたけど氷上の格闘技だった

 防御側に回った際に、パックを取るためにBボタンで相手をぶん殴って強引に奪うことが出来るが、パックを持っていない相手を審判も含め、味方であっても殴ることが出来る。多少の荒いプレーは容認されるが、あまりにやり過ぎると乱闘に発展してしまう。

 本作品のユニークな点として、この乱闘すらゲームのプレイ内容に含まれているところにある。乱闘に発展すれば4対4の殴り合いとなり、相手全員が気絶するまでの殴り合いとなる。ただし、乱闘にはメリットもデメリットも存在する。乱闘に負けてしまった場合は一人欠けた状態で、しばらくプレイすることになってしまう。復帰には非常に時間がかかるため、試合に負ける事を思えば乱闘にはなんとしても勝ちたい所である。既に察しが付いていると思うが、審判は飾りである。

そんなこんなで3ピリオドを終えた際に同点だった場合は時間無制限のオ-バータイムに入る。オーバータイムになった場合は先に点を入れた方の勝利だ。

試合終了後はどれだけの成果を出せたか表示される。一番下にどれだけ血なまぐさいプレイを行ったかの評価“VIOLENCE RATING”があるのが本作品だけの魅力だろう。

一風変わった特殊ルールもあるぞ

 最初のルール設定ではSPECIAL OPTIONを設定する事が可能だ。初期状態であれば選手が流す血の量しか設定できないが、チャレンジモードをクリアすることでそれぞれに対応した特殊オプションを解禁できる。パックの跳ねやすさと飛びやすさ、キーパーの手動化、操作キャラクターの固定化と、いかにバイオレンスにするかというオプションである。そして、このSPECIAL OPTIONには最大12対12になるオプションも含まれている。

大人数で入り乱れての大混戦はこのグラフィックでも迫力がある。是非とも頑張って解禁してほしい所だ。

一点だけ目をつぶれば非常に楽しめるゲームだ

 以前紹介した「100ft Robot Golf」2980円にも通じる、建前上はアイスホッケーをやっているが実質は違うゲームと、文字にするとなんだかよくわからないが、アイスホッケーが手軽にプレイできる点をみれば非常に良くできている。本格的とは言わないし、暴力的でもあるがアイスホッケーを題材にしたゲームは非常に珍しい。30年前までさかのぼれば「くにお君シリーズ」にも実はアイスホッケーがあったりするのだが、これも先見の明と言えるのかもしれない。

 だが、インターネットマルチに対応していないのが最大の欠点だろう。プレイヤー同士で集まってやることに魅力があるゲーム性でありながら、ローカルマッチだけというのは非常に惜しい。実はある方法を使えばオンラインマッチができないわけではないのだが、レビュー内容から外れてしまうため記述は控える。気になる方はhamachiやMoonlightというアプリを調べてみてほしい。無論、言うまでもなくサポート対象外であるため、自己責任と言う言葉も付け加えておく。

 マルチはおいておいても、血なまぐさく熱い戦いを求めているならば非常にオススメと言えるだろう。軽快でノリの良いBGMもゲーム性に相まって非常に良い、サントラも販売しているのでそちらもオススメだ。

トーナメントモードのみ、勝敗が決定した国別に専用の演出がある。どうなるかは自分の目で確かめよう。

Super Blood Hockeyの推奨動作環境は?

 グラフィックの最低要件が、10年近く前の“GeForce 8800相当”とあるように、現行のゲーミングPCで問題無く動作する軽さだ。OSがWindowsXPからともあるように要求スペックは非常に低い。

『Super Blood Hockey』
●Loren Lemcke
●798円(2017年8月18日リリース) ※価格は記事掲載時点のものです
対応OS Windows、SteamOS+Linux
ジャンル スポーツ、暴力、ドット絵、2D



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