生体分子計測研、原子間力顕微鏡をプラモ感覚で組み立て-ナノレベルで物質観察 – 日刊工業新聞



【水戸】生体分子計測研究所(茨城県つくば市、岡田孝夫社長、029・839・4611)は、組み立て式の原子間力顕微鏡(AFM)「DIY―AFM=写真」を発売した。物質をナノレベル(ナノは10億分の1)で観察できる。プラモデルをつくる感覚で小学生でも組み立てられる。ウィンドウズ対応パソコンと接続して操作する。

基本キットの消費税抜きの価格は45万円、箱形コントローラー付きのアドバンスキットは同150万円。初年度に50セットの販売を目指す。

主なセット内容は円柱型の本体とコントローラーで、本体の大きさは幅、奥行き、高さがいずれも約12センチメートル。通常の物質観察のほか、読み込んだ画像データを3Dプリンターに入力すると観察画像の3次元模型を作製できる。

AFMは探針と試料の原子間に作用する力を検出して観察する。光学顕微鏡の100―1000倍の拡大倍率で観察できる。通常のAFMは1000万円以上かかり、導入の敷居は高く一部の企業や研究所などしか使えなかったのが実情。DIY―AFMはより安価のため、教育分野や製造現場、趣味などでの利用を訴求する。




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