2017年初めには、 スティーヴ・レイシーは自身初となるソロ作品を発表した。 なんとか高校も卒業した。 そして、その音楽のすべては彼の iPhoneに保存されている。 – WIRED.jp



ラマーの注意を引いたレイシーは、自分のデモから、長年の共同制作者である歌手アンナ・ワイズと一緒に制作したトラックをかけてみせた。ワイズは、ラマーの長年にわたるコラボレーターでもある。このころ、レイシーはワイズとスタジオに入っていた。

すると、すぐに」とレイシーは言う。ラマーが)ねえ、君の電話番号をぼくのケータイに入れてくれよ』って言ってきたんだよ。そののち、ラマーはレイシーに電話をかけ、そのビートをどうにかしたいと言ってきたため、レイシーはそのトラック「Wasn’t There」をラマーに送った。レイシーは最高の結果を願っていたが、同時に多くを期待していなかった。特に話がケンドリック・ラマーとなると、計画はいつでも変わるものだからだ。

それから数カ月の間、何の音沙汰もなかった。レイシーはラマーに、一緒にやりたいかどうかを訊ねようとメールをした。だが、ラマーは、アルバムを仕上げるためにスタジオにいるから難しいと返事をした。だから、レイシーは以下のように返信した。トラックリストは持ってるよね?。目の絵文字付きのメールだ。ラマーからの返事は、次の通りだ。Wasn’t There』は、4曲目だよ」最終的に、アルバム『Pride』では7曲目になった

中学校のころからのラマーのファンで、good kid, m.A.A.d city』のCDが盗まれた日のことをいまでも思い出すレイシーは、突如として、2017年最も期待されるヒップホップアルバムに参加することになったのだ。しばらくの間、彼はクルマのシートに座ったままでいた。歓びの叫び声を上げながら。




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