タブレットで郷土学習 大槌町が「ふるさと科アプリ」 – 岩手日報



 大槌町は、東日本大震災前の地域の様子や復興の過程をタブレット端末で閲覧できる「ふるさと科アプリ」を2018年度、町内全ての小中学校で導入する。町独自の郷土学習「ふるさと科」の授業で活用した写真や文書をデータとして蓄積するほか、学校の活動を次の世代に伝える役割も担い、授業内容や防災教育の充実を図る。

 アプリは▽カメラ▽定点観測▽先輩のデータ−など七つの項目に分類。例えば定点観測を選択して地域名を検索すると、震災前に撮影された写真と復興が進む現在の町並みの写真を見比べることができる。

 ふるさと科の授業で児童生徒が携わった郷土芸能の伝承活動、各地区の避難場所を記した防災マップなどもデータとして蓄積し、先輩たちの作った資料も見られる。

 端末は町内の全小中学校に設置しているipad(アイパッド)80台を利用。児童生徒は一人一人専用のアカウントを取得する。アプリ開発は町内でIT事業を手掛けるRAYLAB(レイラボ、平舘豊代表社員)が担当している。本年度の事業費は約600万円。

【写真=大槌学園の生徒が作製した防災マップ。これらのデータもふるさと科アプリで閲覧できる】




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