新iPhoneの目玉機能「ワイヤレス充電」をテスト 実はかなり遅い?(日経トレンディネット)



 これまでのiPhoneシリーズは、Lightningケーブルを使って充電していた。しかし新しいiPhone 8/8 PlusやiPhone Xは、ワイヤレス充電に対応。充電パッドの上に本体を置くだけで充電できるようになった。

【関連画像】iPhone 8 Plusを充電パッドの中央に置かないと、うまく充電されない

 ただ9月24日時点で、アップルストアで販売している、新iPhoneに最適化された充電パッド「mophie wireless charging base」の出荷日は、オンラインでは既に10月となっている。また同じくアップルストアで販売されている「Belkin Boost Up Wireless Charging Pad」は、オンラインでは現在注文できない状態だ。

 しかし、新iPhoneのワイヤレス充電を試したいのであれば、アップルストアで買う必要はない。iPhone 8/8 PlusやiPhone Xは「Qi」(チー)というワイヤレス給電の国際標準規格に対応している。つまり、Qi対応の充電パッドさえ用意すれば、新iPhoneで今すぐにワイヤレス充電を始められるのだ。

2000円台のパッドで充電してみた

 筆者の自宅には、ANKER(アンカー)製のQi対応充電器「PowerTouch 10」がある。購入価格は2600円前後と比較的安価だった。もともとAndroidスマホを充電するために購入したものだが、iPhone 8 Plusでも使えるだろうか。

 そこで、試しにPowerTouch 10の上にiPhone 8 Plusを乗せて、PowerTouchを確認すると、充電中を示すライトが点いていない。充電できなかったのだろうか…。

 いったんiPhone 8 Plusを充電パッドから降ろし、もう一度、充電パッドの中央に置き直してみた。すると、ライトが光って充電が始まった。どうやら、置いた場所が悪かったようだ。 

●充電時間はどのくらいかかった?

 バッテリー残量5%のiPhone 8 Plusを50%まで充電するのにかかった時間は、2時間36分。100%充電するには8時間24分かかった。翌日、同じ条件で計測したところ、8 Plusを50%まで充電するのに3時間27分ほどかかった。100%の充電までは9時間25分だった。

 これまでのiPhoneシリーズは、バッテリー残量が少なくなったときケーブルで充電すれば、短時間でもバッテリーはそこそこ復活していた。しかし、ワイヤレス充電ではそうはいかない。体感的には、これまでと同じ時間充電した場合でも2~3割程度しか充電できていない、といった印象だ。

 これだけ充電時間が必要ならば、バッテリー残量がゼロになってしまうと睡眠中のワイヤレス充電だけでは満充電にならない可能性もある。就寝前から、iPhone 8 Plusをワイヤレス充電器に置くようにする必要も出てくるかもしれない。

 もちろん、バッテリー容量が8 Plusよりも小さいiPhone 8では、ワイヤレスでも、より短い時間で充電できるだろう。また、今回使った充電パッドが新iPhoneに最適化されていない可能性もある。だがワイヤレス充電は、ケーブルより時間がかかることは間違いない。

 もちろん、iPhone 8/8 Plusはケーブルを使って充電することもできる。付属の充電器・ケーブルを使った充電の場合、50%まで充電するのに47分。100%充電するのにかかった時間は4時間7分だった。圧倒的にケーブルをつかった充電のほうが早い。急いで充電しなければならないときは、ケーブルを使った充電をおすすめする。

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