自分の手でプリントを販売したい…写真家・吉村和敏さんが開設したフォトギャラリーにおじゃました – デジカメ Watch

吉村和敏さん。今年できたばかりの「吉村和敏 清里フォトギャラリー+Books」で。

写真家の吉村和敏さんが山梨県清里に個人ギャラリーをオープンしたというので、ある日様子をうかがいにいった。

吉村和敏さんといえば、デビュー作の『プリンスエドワード島』をはじめ、『BLUE MOMENT』『PASTRAL』といった国内外の美しい風景作品で知られる人気作家だ。

そんな吉村さんがなぜギャラリーを開設したのか。

「海外の作家ように、自分の写真を販売する拠点が欲しかったのです。たくさんの写真を壁に掛け、ふらっときた方が買って帰る。そういう写真との付き合い方を日本で実現したかった」

確かに壁面には多数の作品が飾られ、整然と写真が並ぶ美術館やフォトギャラリーと異なる雰囲気。数々の吉村作品がにぎにぎしく並べられている印象だ。まさに海外の画廊、といった趣き。

作品によるが、基本的に1万円台と手頃な価格。ほぼすべての作品が吉村さんによるプリントであり、額も吉村さんが選んだものだ。サインも入っており、何から何まで作家の手作りなのに軽く驚いた。

作家の名前を冠するギャラリーは日本各地にあるものの、亡くなった著名作家の作品を展示しているケースが多い。そこへいくと吉村さんはまだ存命であり、自らが次々とプリントを制作している。

写真集も置かれていた。多数並ぶ写真集を見て、吉村さんがいかに多作な作家だったのかと改めて感心。絶版や希少本も見られる。書棚は著作がぴったり入るよう自作したそうだ。

従業員も置かず、あくまで自分がお客と対面することを重視する。取材で忙しい身の吉村さんだけに、結果的に営業日は1ヶ月のうち数日と短くなる。それでもブログでオープンの日取りを告げると、お客さんはしっかり訪れるという。

対面販売などしたことがなかった吉村さんだが、最初の頃は想定外の苦労の連続だったという。中でもレジスターの使い方がすぐに覚えられず、お釣りが出るたびに苦労したエピソードが微笑ましい。いまは慣れたもので、クレジットカード用の端末も揃うなど充実したレジ周りとなっている。

お客さん一人一人に声をかけ、写真の説明や近況を語る吉村さん。お客さんの層は、やはり吉村さんのファンが多い印象だ。写真集やトークショーで吉村さんのファンになった方は多く、ペンタックスギャラリー大阪での展示の際に出会ったファンも、清里まで足を運んでくれたとのこと。なお、部屋で飾る目的で購入する人がほとんどと思われ、やはり海外の風景作品が人気だ。

「無謀かと自分でも思いましたが、50歳を機に、思い切ったことをやりたかったのです」

静かな環境に拠点を据え、作家が1枚1枚プリントを売るという行為も、ひとつの表現活動なのかもしれない。雑誌や広告が華やかなりし頃と違い、写真家を取り巻く環境も変わってきている。ギャラリーの開設とそこに集うファンの関係は、吉村さんの長年の活動が実を結んだ結果といえるだろう。

プリント販売だけでなく、これまでのプリントの倉庫としても活用したいとのこと。清里は標高が高く、湿気が少ないためプリントの収蔵には適している。ただし冬の寒さが厳しく、雪も深い。冬の期間、ギャラリーをどうするかは開設時からの不安だったという。

結局冬季はギャラリーをいったん休業。ただし期間限定で、東京・池袋のジュンク堂書店でギャラリーのプリントと写真集を販売することが決まった。清里のギャラリーを東京で再現するかのこの試み、興味のある方は訪れて見てほしい。

「吉村和敏 清里フォトギャラリー+Books」in Tokyo

期間

2017年12月13日(水)〜2018年1月31日(水)

営業時間

10時〜23時(月〜土) 10時〜22時(日・祝)

場所

ジュンク堂書店池袋本店9階ギャラリースペース

特別企画 吉村和敏トークショー「清里フォトギャラリーを作ったわけ & 写真集の制作秘話」

日時

2018年1月12日(金)19時〜21時、1月13日(土)14時〜16時

会場

ジュンク堂書店池袋本店9階ギャラリースペース

定員

各回40名 無料
※1階サービスコーナー、または電話(03-5956-6111)で事前の予約が必要

吉村和敏作品展『POND&RIVER 錦鯉×発電所』

会場

ソニーイメージングギャラリー 銀座
東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階

開催期間

2017年12月15日(金)〜12月28日(木)

開催時間

11時〜19時(最終日やイベント開催時に閉館時間が早まる場合あり)

定休日

なし(銀座プレイス休館日を除く)

ギャラリートーク

12月15日(金) 17時〜18時
12月16日(土) 14時〜15時、16時〜17時
12月23日(土) 14時〜15時、16時〜17時

キヤノン、ニコンがまさかの結果…「初心者用一眼レフ」ランキング6選 – エキサイトニュース

[1位]多機能で高画質
中級機並みの性能を誇ります

ペンタックス
K-70
購入価格:6万4644円(ボディ)
サイズ・質量・W125.5×H93×D74mm・約688g
撮像素子・APS-C
有効画素数・2424万画素
連写・約6コマ/秒
最高ISO感度・102400
モニター・3型

画質:18点
独自の解像技術で高精細撮影

機能性:20点
防塵・防滴の耐久性でさまざまなフィールドで活躍

AF:16点
同社初のハイブリッドAF方式。ピント合わせは早い

操作性:17点
上位機に近い操作部でハイアマチュアでも親しめる

ファインダー:20点
ファインダーの見え方は、もやは中級機並

注目はペンタプリズム採用で視野率約100%のファインダーを搭載しているところ。くっきりとクリアーなファインダーの見え方は撮影していて気持ちがいいです。ペンタックスならではの他社との差別化がここに見られます。

一方で重量があり、やや大ぶりのデザインだけに気軽さよりはガッツリ撮影に専念するツールとしての印象があります。また、一昔前の同社一眼レフに比べてボタン類の配置もよく押しやすい印象です。質量に目をつぶれば、非常にコストパフォーマンスがモデルだといえます。

高解像による細密な風景や星景撮影、高耐久ボディでさまざまなフィールドでの撮影に活用できます。

[2位]より本格的な撮影ができる
「2台目」にピッタリの一台

キヤノン
EOS 9000D
購入価格:12万256円(ボディ)
サイズ・質量:W131×H99.9×D76.2mm・約540g
撮像素子:APS-C
有効画素数:約2420万画素
連写:約4.5コマ/秒(追従)
最高ISO感度:25600
モニター:3型

画質:18点
2400万画素超と最新映像エンジンで高精細を実現

機能性:18点
フルHDによるEOSムービーはプロの現場でも活躍

AF:18点
45点測距と8種類のAFパターンで被写体を捉える

操作性:18点
中級機種に近い操作部でハイアマチュアでも親しめる

ファインダー:16点
Kissシリーズと同様。

双眼鏡、売れ行き好調 アイドルの舞台「汗まで見たい」:朝日新聞デジタル – 朝日新聞

 秋は、双眼鏡が活躍する季節です。行楽に、スポーツ観戦に、芸術鑑賞に。コンサート会場へのお供としても定着しています。

 「双眼鏡を持ってコンサートに行こう!」

 ビックカメラなんば店の双眼鏡売り場には、京セラドーム大阪(大阪市)など、近隣の主な会場の公演スケジュールと座席表が張られている。座席表は舞台からの距離で色分けされ、近ければ「6倍」、遠い席なら「10倍以上」と、おすすめの双眼鏡の倍率が、ひと目で分かる。

 売り場担当の斎藤真貴子さんによると、双眼鏡を買う理由で最も多いのが、コンサート会場での利用だ。ジャニーズや韓流グループの公演が近づくと、女性ファンの購入が急増する。「(公演が増える)年末に向け、今年も在庫を増やします」という。

 倍率が「10倍」とは、実際には100メートル先のものが10メートル先にあるように見えることを表す。倍率を高くすると、一般的には視野が狭まり暗くなる。手ぶれも大きくなる。

 視野や明るさを補うには、外側に付いている「対物レンズ」の大きなものを選べばよい。ただその分大きく、重くなり、値段も高くなる。

 この店での売れ筋は、5千円前後で、軽い小型のものだ。ただ、お目当てのアイドルの「額の汗や真剣なまなざしまで見たい」という理由から、高価格帯の商品への買い替えも多い。

 コンサート需要だけでなく、星空を眺めるのを趣味にする「宙(そら)ガール」による購入も増えている。同店の今年8~10月の売り上げは、前年比で2割増しになっているという。(清井聡)

ポケットにすっぽり

 ビクセンの「アリーナH8×21WP」は重さ約210g、長さ約9cmで、洋服のポケットにもすっぽり収まる。防水機能も備えており、雨天時の野外コンサートなどでも使うことができる。希望小売価格は8千円。

目にやさしく疲れにくい

 ペンタックスの「UP8×21」は、紫外線などの有害光線や乱反射を抑えるコーティングを、すべてのレンズに施している。目にやさしく、長時間見ていても目が疲れにくい。対象物もくっきり見える効果もあるという。希望小売価格は8500円。

手ぶれ防いで視界鮮明

 キヤノンの「BINOCULARS 8×25IS」は、カメラのように手ぶれ補正機能を備えているのが特徴だ。内部のレンズの一部が手ぶれを打ち消すように上下左右に傾くことで、見えている像を安定させることができる。希望小売価格は5万5千円。

広い視野 野鳥もキャッチ

 独メーカー、カールツァイスの「Victory SF8×42」は、視野の広さや明るさに優れた高級モデルで、バードウォッチングに適している。より広い範囲が見えるため、野鳥を素早く探すことができ、木陰や夕暮れ時などの悪条件でも鳥の姿が細部まで観察できる。希望小売価格31万円。

     ◇

主なメーカーの人気商品から選びました。価格は税別

ビックカメラの売れ筋ベスト5

①アリーナH8×21WP(ビクセン) 4960円

②10×20MCHG(ケンコー) 4100円

③UP8×21(ペンタックス) 5780円

④アトレックⅡ HRシリーズ(ビクセン) 1万5220円~

⑤コールマンH8×25(ビクセン) 7380円

※ビックカメラ全店で10月22日までの1カ月間に売り上げた台数。価格は11月2日時点の税別店頭価格(きりとりトレンド)

価格.com – Lensbaby、80mm/F2.8のティルトレンズ「コンポーザープロII … – 価格.com


Lensbaby、80mm/F2.8のティルトレンズ「コンポーザープロII スウィート80」

2017年11月13日 10:47掲載

ケンコー・トキナーは、米レンズベビー製レンズの新モデルとして、焦点距離80mm、絞りF2.8のティルトレンズ「コンポーザープロII スウィート80」を11月17日より発売すると発表した。対応マウントは、キヤノンEF用、ニコンF用、ソニーA用、ペンタックスK用、マイクロフォーサーズ用、ソニーE用、富士フイルムX用の7種類を用意する。

ティルト機能による、なめらかなボケとピント位置の移動に対応し、独特な印象の写真に仕上がるという交換レンズ。ピント位置は、画面中のどの位置にでも移動可能。絞りはF2.8からF22。ピントの深さも自在に調整できる。開放に近い絞り値に設定すれば、ピントの合う範囲が小さく、「ドラマチックな表現」が可能になり、逆に絞り込むと、ピントの合う範囲が大きく深くなるのが特徴だ。

このほか主な仕様は、焦点距離が80mm、絞りがF2.8〜F22、フィルター径が46mm、絞り羽根が12枚、レンズ構成が2群4枚。デジタル一眼レフ用の本体サイズは6.35(長さ)×6.35(高さ)cm、重量は252.31g。ミラーレス用の本体サイズは6.35(長さ)×8.59(高さ)cm、重量は303.43g。

市場想定価格は、「コンポーザープロII スウィート80」の各マウントが45,000円前後(税別)。

また、内蔵の「スウィート80 オプティック」のみの販売も開始する。「レンズベビー コンポーザープロII」「レンズベビー コンポーザー」を持っている場合は、オプティックの付け替えによって、「スウィート80」の効果を得られるとのことだ。

市場想定価格は、「スウィート80オプティック」が25,000円前後(税別)。

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ペンタックス、新世代の「スターレンズ」2本を開発中 | マイナビニュース – マイナビニュース

リコーとリコーイメージングは10月27日、新世代のスターレンズ「HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW」と「HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8」の2本(ともに仮称) を開発中であると発表した。前者は35mmフルサイズ用の単焦点レンズ、後者はAPS-C用の超広角ズームレンズだ。

HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8

スターレンズシリーズは、「ペンタックス」ブランドの一眼レフカメラ用交換レンズの中でも、特に高性能なレンズに与えられるシリーズの名称。「最高画質の追求」「大口径」を開発コンセプトに据え、防塵・防滴など「高い堅牢性と操作性」にもこだわっている。

今回発表されたレンズは、「新世代のスターレンズ」の第1弾、第2弾となる予定だ。これまでの開発コンセプトを継承しつつ、将来的なデジタル一眼レフカメラの高画素化、高画質化を見据えて、解像力に関する社内規格を大幅に見直して開発を進めている。レンズマウントは、もちろんKマウントとなる。

2本とも、10月28日まで米国・ニューヨークで開催中の「PHOTO PLUS 2017」と、11月9日からフランス・パリで開催される「SALON de la PHOTO 2017」に参考出品される。また、今回の発表に合わせて、レンズロードマップも更新。今後の開発予定として、フルサイズ用の85mm単焦点レンズや望遠ズームレンズ(詳細不明)が掲載されている。こちらの情報も気になるところだ。

新スターレンズの概要は以下の通り。

HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW

「HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW」は、35mmフルサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ向けの大口径単焦点レンズ。2017年2月の「CP+ 2017」で参考出品していたが、それをアップデートしたものになるという。発売時期は2018年春頃の予定。

焦点距離は50mmで、新開発のリング型SDM (超音波モーター) により、高速で静粛性に優れるAF動作を実現する。またAW (防塵・防滴) 構造を採用し、厳しい撮影環境下での雨粒や埃の侵入を抑制する。最短撮影距離は0.4m。

HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8

「HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8」は、APS-Cサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ向けの大口径超広角ズームレンズ。発売時期は2018年夏頃の予定。焦点距離は17~27.5mm相当 (35mm判換算)。ズーム全域で絞り開放値をF2.8としている。

レンズフードを付けたHD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW レンズフードを付けたHD PENTAX-DA★11-18mmF2.8

今度の月9は政治ドラマ 主演の篠原涼子は民衆の支持を集められるのか? – THE PAGE

“月9”『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』

 篠原涼子が主婦から市議会議員となって奮闘する“月9”『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)がいよいよ23日スタートした。いよいよ、というのは、衆議院議員選挙のため当初の予定より1週延期されたからだ。

唐突な設定だが、政治に興味を抱くきっかけ狙う? 篠原の活躍は2話以降に期待

 平凡な団地暮らしを送る佐藤智子(篠原)と夫の公平(田中圭)、息子の駿平(鳥越壮真)。一見、幸せな家庭生活を送っているように見え、夫婦にはある欠点が。業務上、納得いかないことがあると、つい逆らってしまう。そのため、すぐ仕事を解雇される。今回は夫婦同時に仕事を失い、大ピンチ。智子が求人情報を当たっていると、居住地の市議会議員の当選率が8割以上と知り、議員年俸にも惹かれ立候補を決意。なけなしの貯金50万円で選挙に身を投じる。当たって砕けろのぶっちゃけた選挙活動が功を奏し、なんとか当選。晴れて議員となった智子を、いかなる事態が待ち受けるのか。いささか唐突な設定だが、そこがこのドラマの真骨頂なのだろう。国会ではなく市議会議員という距離感は、より庶民の日常生活に密着した話題を取り上げることができる。これを観て政治に興味を持つ人も、いるかもしれない。

 安定の篠原涼子。ややくたびれた感のある主婦から、ビシッとしたスーツに身を包んだ変身ぶりには、「おぉ、カッコいい篠原、降臨」と感じさせられる一場面はあるものの、1話を観る限りは可もなく不可もなしといった印象。魅力ある人だけに、もっと弾けて欲しいところ。2話以降に期待したい。
 

高橋一生がミステリアスに演じる、二面性のあるサラブレッドが気になる

 一方で、智子(篠原)と同じ市議会議員選挙を戦い難なく当選する、代々続く政治家一族の次男・藤堂誠役の高橋一生がいい感じ。いまノリにノッている俳優。役どころは、二面性のあるサラブレッド。この藤堂、裏ではデリヘル嬢を頼んでいるのだが、その遊び場として借りていると思われる薄暗い古アパートには家財道具の類が乏しい代わりに高価な三脚がわざとらしく置かれ、ベッドのヘッドボードにはペンタックスの中判フィルム一眼レフに、ライカやソニーのデジタルカメラが並べられている。素人が持つには不自然な、プロ好みあるいは通好みの機種だ。しがない貧乏カメラマンを演じているのか、それとも本当はカメラマンにでもなりたかったのか。表情もどこか悲しさと憂いをたたえている。少なくとも、敷かれたレールの上を歩むだけの人生に疑問を感じているのは確かなようだ。しかしあくまで表の顔はシャキッと爽やかで笑顔の明るい青年政治家であり、そのギャップが実に見事で、いったいどんな事情や心情の持ち主なのか興味をそそられる。選挙戦の最中に出会った智子に、好感を持っているようなフシもある。

 智子のママ友で元政治部記者役に石田ゆり子、いかにも本当にいそうな市議会のドンに古田新太、市議会議員に立候補した元グラドルに前田敦子、ほか千葉雄大ら、共演陣も粒ぞろいだが、十分その魅力を放つことができるかどうか。

 近年、苦戦が伝えられることの多い月9だが、前クールの『コード・ブルー』は久々のヒット。その直後となる今作が成功すれば、月9復活ともいえそうだ。平凡な主婦が突然議員になって市政や社会悪と対決する大胆な設定は一つの賭け。起死回生なるか。

次も観たい度
★★★☆☆

(文・志和浩司)

マツコ、夜の公園にいる男女に「公園の暗がりにいるカップルは“何か”あるわよ」 – エキサイトニュース

マツコ・デラックスが、毎回あてもなく気ままに夜の街を徘徊し、そこで出会った人々と交流をする『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系列24:15~ ※一部地域で異なる)。10月12日の放送では、銀座でカメラを購入し、上野恩賜公園を徘徊。女子高生や、男女のカップルに声をかけたり、西郷隆盛像を撮影したりする一幕が流された。

今回の企画は、以前「銀座ファイブ」で写真展を見学した際、「私写真やろっかな。無趣味卒業だ」とこぼしていたことをスタッフが覚えていたことから始まる。銀座の中古カメラ店を訪れたマツコは「中古でゴツい一眼を買っちゃうのもアリよね」と興味津々。さらに「勝手に東京ドームとかでカメラマンにまぎれるゲームどう? プロ野球中継でファールボールを避けたいだけ」と提案。しかしすぐに思い直したのか「本来の趣旨とズレているじゃない!」と自らツッコミを入れた。

店内に展示されていた「ライカ」や200万円以上するライカ用レンズ(ノルチルックス)などを見て回ったのだが、本来欲しかったのは「ペンタックス645」。昔のファッション写真は同カメラで撮影したといい、憧れを持っていたという。実際に展示されていたものを手にしたマツコは「音がいい」と絶賛したのだが、操作方法がマニュアルだったため、オートフォーカス機能が搭載されたものを入荷待ちすることに。よって、今回はインスタントカメラで上野へ向かうことになった。

公園では、ダンスの練習に勤しむ女子高生2人を発見。

尾崎裕哉、“いい男”を語る – GQ JAPAN

シンガーソングライターの尾崎裕哉が10月4日、2nd EP『SEIZE THE DAY』をリリースする。初の映画主題歌「Glory Days」を含む盤だ。映画の主人公レントンは英雄の息子で、尾崎豊を父に持つかれと境遇が重なる。尾崎はなにを語るか?

文・森朋之 写真・Taka Mayumi(Sept.) スタイリング・森川マサノリ(CHRISTIAN DADA) ヘア&メイク・吉田太郎

父親が遺した音源を幼少期から繰り返し聴き続けて歌唱力を鍛え、バークリー音楽大学の短期プログラムに参加して音楽スキルを習得。ストイックに男を磨いてきた。

才能の開花
伝説のアーティスト、尾崎豊を父に持ち、テレビの歌番組で名曲「ILOVE YOU」をカバーした際は「声が父親にそっくり」と話題を集めたが、2017年3月にリリースされた1st EP「LET FREEDOM RING」によってかれは、シンガーソングライターとしてのアイデンティを明確に示してみせた。“都会的なブルース・フィーリング”と称すべきギタープレイ、エレクトロ、ハウスミュージックなどにも通じるトラックメイク、そして、2010年代の社会に生きる人々をリリカルに描いた楽曲——。尾崎裕哉の音楽を構成するそれらのファクターにさらに磨きをかけたのが、2nd EP「SEIZE THE DAY」だ。

「Glory Days」(劇場版アニメ「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1主題歌」)をリードトラックに据えた本作で尾崎裕哉は、サウンド、メロディ、歌詞のすべてにおいて、より開かれた作風を提示している。シンガーソングライターとしてのオリジナリティを失わずに、ポップスとしてのクオリティを上げた本作によって、彼の音楽の魅力はさらに幅広いフィールドで認知されることになるだろう。『GQ JAPAN』には今回が初登場。話は新作の制作プロセス、ビジュアルディレクションを手がけるデザイナー・森川マサノリ(CHRISTIAN DADA)との関係性、さらに尾崎裕哉にとっての“いい男”へと及んだ。

今を生きるための言葉
——2nd EP「SEIZE THE DAY」のリードトラック「Glory Days」は「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1」の主題歌として話題を集めています。

「Glory Days」はもともとプロデューサーの蔦谷好位置さんと一緒に作っていた曲だったんです。夏フェスシーズの前だったし「ライブで盛り上がれる曲が欲しいね」ということで、この曲のトラックとサビのメロディが送られてきて。制作を進めているときに映画の主題歌の話をいただいたんですよね。映画スタッフの方がたまたま僕の「サムデイ・スマイル」を聴いて、「この人しかいない」と思ってくれたみたいで。「Glory Days」と「サムデイ・スマイル」にはいしわたり淳治さんも参加してもらっているんですが、(いしわたりが在籍していた)SUPERCARもエウレカセブンの挿入歌(「STORYWRITER」)を担当したことがあって。運命的な巡り合わせだなと思いますね。

——歌詞の内容については?

劇中に「ねだるな勝ち取れ。さすれば与えられん」というセリフが何度もリフレインされるんですが、そのフレーズに共感して。それをメッセージの中心に置いて歌詞を作っていきました。僕の信条の一つに「自分の人生の責任は自分にしか取れない」というのがあるんです。大事なのは自分がやるかどうか。何事も自分で勝ち取らなくちゃいけないっていう……。今はチームで活動しているし、支えてくれるスタッフもいる。頼るべきところは頼ったほうがいいかもしれないけど、自分が中心になって動かないと物事は回っていかないので。もともと甘んじてしまうタイプだから、上手くいかないときは「自分の人生の責任は自分にしか取れない」という言葉に立ち帰るようにしています。

——そのほか“金に物言わせて手にした/心の豊かさなんてフェイク”という歌詞が印象的な「シアワセカイ」、刹那的な恋愛を描いた「愛か恋なんて(どうでもいいや)」などを収録しています。EPのタイトル「SEIZE THE DAY」にはどんな意味が込められているんですか?

1st EPの「LET FREEDOM RING(自由の鐘を鳴らせ)」の次に来る言葉は何だろう? と考えたんです。前作でアーティストとして走り出したわけですけど、そのなかで言えることは「今を生きる」ということかなと。未来と過去の間に今があるというのは、理想と現実の狭間にいることと同じだと思うんです。常に理想を求めながら、今をしっかり生きる——それは「Glory Days」や「シアワセカイ」にもつながるメッセージなのかなって。

——理想のアーティスト像に近づけている手応えを感じていますか?

全然ないですね。制作のスタイルもどんどん変化していくと思うし、まずは自分が成長することが大事なのかなって。自分との戦いですね、まだまだ。

開発者に聞く! ペンタックスKP(後編) – https://lrnc.cc/

フラッグシップであるフルサイズ機K-1、そしてAPS-C上位機であるK-3 Ⅱと比べても遜色がないKPはどのように作られたのか? 開発者の情熱と意図に内田ユキオが迫ったインタビュー! KPの誕生からUI(ユーザーインターフェイス)、画質に関して聞いた前編に続き、後編ではデザイン、レンズ、この先の展開などについて聞いた!

画像: www.ricoh-imaging.co.jp

www.ricoh-imaging.co.jp

注目ポイント

●小型・薄型設計/プレミアムデザイン。日常の外出はもちろん、旅行やアウトドア・アクティビティでも軽快な撮影が楽しめる。
●新CMOSイメージセンサーと画像処理エンジンPRIME IV & アクセラレーターユニットによるノイズ処理により、ISO感度設定の上限をISO 819200と大幅に拡大。
●5軸・5段のボディ内手ブレ補正機構SR IIや交換式グリップをはじめとする様々な機能を搭載。
●防塵・防滴、耐寒性能を備え、アウトドアでも信頼性を高めている。

画像1: 注目ポイント
画像2: 注目ポイント

ペンタックスKP 主な仕様

●センサーサイズ:APS-C(約23.5×15.6mm)●有効画素数:約2432万画素●画像処理エンジン:PRIME IV ●ISO感度(拡張):100-819200●最高連写速度:約7.0コマ/秒●シャッター速度:1/6000秒~30秒、バルブ●AF測距点(クロス測距点): 27点(中央25点クロス)●AEシステム(測光センサー分割数): 8.6万画素RGBセンサーによるTTL開放測光●ファインダー視野率/倍率:約100%/0.95倍●動画記録:フルHD30p●液晶モニター: 3.0型 約92.1万ドット●記録メディア:SD、SDHC、SDXC(UHS-1対応)●大きさ(W×H×D):約131.5×101.0×76.0mm●本体重さ(本体のみ):約703g

「35mmマクロを装着して俯瞰で…。これがベストアングルです!」
羽賀正明 氏(デザイン担当)

画像: 「35mmマクロを装着して俯瞰で…。これがベストアングルです!」 羽賀正明 氏(デザイン担当)

●推しレンズ
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited
HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited
HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR

画像: グリップのモックアップ。4種類が検討されたが、結果的に3種類が採用された。
グリップのモックアップ。4種類が検討されたが、結果的に3種類が採用された。

デザイン

【内田】僕の中では、デザイナーって最後にしわ寄せを受ける場所、というイメージがあるんですけれども(笑)
【羽賀】そんなこともないです…(笑)
【内田】だって小型軽量という目標があって、Limitedレンズという、すでに存在しているものに対してボディをフィットさせていかなきゃいけないんですから。一番のネックというか大変だった部分ってどこになります?
【羽賀】基本的には、シンプルでシャープなデザインにしたかったというのはすごくありました。さらにバッテリーを横置きにしてもらったおかげで、グリップなしでいっちゃおうという構想もありました。
【内田】グリップを外せる、というのは中に何も入ってないっていうことですからね。
【羽賀】はい、そうです。ただし後々になって、しっかり持てるということも必要だという声もあったので。じゃあ、逆にガシッと握れるようなグリップにしてみようということで、後から追加していったような状況なんですね。最終的にはレンズに応じて交換式という部分に落ち着きましたが。
【内田】KPのボディラインの特徴を言語的にいうと、どうなりますか?
【羽賀】まず上から見たときのボディの基本ラインですね。基本ラインがなめらかに収束している。
【内田】ライカっぽい部分もありますね。一眼レフではあまり見ないような、潰した円柱っていうか…。
【羽賀】うん、分かります。でも、ライカとは一線を画したかったんです。
【内田】もちろん、ライカとは違います。あとは、正面からだと非対称なカメラだなという印象を受けますが、上からみると意外と整合性がついているというか。
【羽賀】そうですね。本来ですとこっち側(正面向かってペンタの右部分)がもう少し長ければT型の形状にしたかったんですけど…。ただせっかく設計で詰めてもらったのに伸ばすわけにはいかない。それにグリップ側が伸びている関係上、グリップと反対側はなるべく詰めておきたいな、と。最終的にこのプロポーションに落ち着きました。
【内田】無理に上に向かって絞ってはいませんよね。
【羽賀】それは狙っています。極力上に向かってストレートな感じです。前から見て、なるべく長方形に見せたいと。
【内田】それがクラシカルな印象に繋がっている部分ですか?
【羽賀】クラシカル…正直言いますと、クラシカルというよりトラディショナルという表現を用いて欲しいです。
【内田】これがカメラ本来の形、というイメージですか。
【羽賀】そうですね。はい。
【内田】人間が思う美しさというのは本当はこっちで、今あるようなカメラってどっちかというと事情によって作られた形なんだよという?
【羽賀】そこまではいいませんが(笑)。ただし、今回はかなり設計にも協力いただいて、けっこうわがままを聞いてもらった部分もありますから。
【内田】僕はデザイナーの方によく聞くんですけれども、KPはどのレンズを付けてどの角度から見てもらうのが一番好きですか? 
【羽賀】レンズは35mmマクロレンズで、前からの俯瞰状態でギリギリ左肩が見えるくらいでしょうか?
【内田】なるほど。上からの角度が一番好きということですね。
【羽賀】はい。。
【内田】デザイナーの立場から、クロームとブラックはどちらが好きですか。
【羽賀】ブラックがオリジナルデザインなので、私はブラックのほうが好きですね。
【内田】ブラックから作って、クロームもバリエーションで残した。
【羽賀】ええ。昔はシルバーベースで作ったカメラもあったので、その場合にはシルバーが好きだったんですけど。とはいえ、KPではシルバーもこだわらせてもらっています。たとえばダイヤルの指で触る部分は黒くしたりとか。
【内田】シルバーボディでも膨張感がないというか、全体的にキュッと締まった感じがあるのは多分そういうところですね。
【羽賀】元々Limitedレンズにもシルバーのレンズがありましたので。シルバーも視野に入れながら黒をベースにした、ということです。
【内田】羽賀さんから見て、Limitedレンズの一番の特徴はどこにあると思いますか?
【羽賀】やはり削り出しの金属感が醸し出す豊かなデザインということですね。
【内田】その質感を引き出すために、ボディ側が志すことというと?
【羽賀】それに負けない質感の高さということがひとつ。さらにLimitedレンズは直線基調なんですよね。だからやっぱりボディ側には自由曲面をあまり使わず、なるべく面と直線で作ったシンプルなデザインにしてあげたいというのはありましたね。
【内田】KPは、やわらかい光を当てるよりも、直線的な光を当てると面が光ってきれいなんですよね。いかにも本格カメラの王道という感じ。
【羽賀】ありがとうございます。

「Limitedレンズ最大の魅力は…味のある描写です!!」
岩崎徹也 氏(レンズ担当)

画像: 「Limitedレンズ最大の魅力は…味のある描写です!!」 岩崎徹也 氏(レンズ担当)

●推しレンズ
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited
HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited
HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE

レンズ

【内田】ペンタックスのレンズについてはぜひ聞きたいことがあります。まずヒエラルキーがまったく分からない(笑)
【岩崎】ヒエラルキーでいうとスター(★)レンズが頂点にあります。
【内田】それは画質的にも一番上になりますか?
【岩崎】画質的にスターレンズが頂点にあって、その下に使い勝手のよいDAとD FA。DAとD FAの違いは完全にフォーマットの形です。あとはDが付くか付かないかというのはデジタル向けに作られたものかどうか…。
【内田】それって設計のジェネレーションという感じじゃないですか?
【岩崎】いや、まあ、そうですね(笑) あとLimitedだけはちょっと性格が違っていて、そのヒエラルキーの中にいるのではなく、ひとつのブランド、別のカテゴリーとなっています。
【内田】Limited って知らないで使うと、これもまた画質を追求しているという印象ですが…違うんですか?
【岩崎】まずはLimitedの生い立ちとしては、小さくてかっこいいデザインのカメラに合わせようというものでして…。そして描写はレンズの味の追求というところがLimitedになります。
【内田】では、そもそもLimitedは元になるボディがKP以前にあったということですか?
【岩崎】その辺は(笑) 小型のフィルムカメラに合わせてかっこいいレンズつくろうぜという思いがあったと聞いています。そのときにはサイズをいかに小さくするかというのもありましたが、光学性能を重視するというよりレンズの味を追求するというところに重きをおき、F値やサイズ、描写をつくりあげていったそうです。実際には、写真家さんとのやり取りを続けて仕上げました。
【内田】スター(★)レンズは、とにかくキレがいいというか現代の数値でいう、高性能レンズという感じがします。
【岩崎】収差をとにかく減らしてかつ大口径であるということ。プロユーザーであったりハイエンドのユーザーがどんなところでも使えたりという設定です。画質はもちろん、防塵防滴とかに配慮しています。
【内田】その反面、Limitedというのは画質の部分ではひとつの方向だけを向かっているわけじゃないということですよね。
【岩崎】オールラウンドに撮っても収差のないシャープな写真が撮れるというわけではなくて、被写体によっては不向きな場合もある。ある設定だったらすごく自然な画質なんだけれども、ちょっと観点が違うと収差が気になってしまうことがあるかもしれません。写真の表現として特有な描写を得るために、収差をコントロールし、レンズの味を追求しています。
【内田】いわゆるポートレートを撮ったときに収差がプラスに働く、みたいな意味ですね?
【岩崎】そうそう、そういう感じです.
【内田】それでも正直、KPのユーザーにしたら、なかなか自分の思うレンズを選びにくいというのもあると思います。そこで、レンズチーム的に、もしくはレンズ代表としてKPにお勧めの3本というのを言っていただけたらなと。
【岩崎】これはもう私個人の感想ですね?でしたら、まず一番はLimited 35mmのマクロでしょう。35ミリ判換算で50mmちょいですから画角的にも扱いやすいですし、画質も折り紙付きです。もちろん接写にも強いので撮影の領域が非常に幅広くなるでしょう。最高のレンズです。
【内田】でも、静かに動くレンズではないですよね(笑)
【岩崎】そこは全く気にしません。普通にガシャガシャ撮ればいいんです(笑)
【内田】あとは先ほども出ましたが、ボディとのデザイン上のマッチングも秀逸であると。
【岩崎】はい。非常にコンパクトなので。ぜひKPに合わせてお使いください(笑)
【内田】では、35マクロを軸にして、次は?
【岩崎】ここから先はほとんど私の意見ですが、HD15mm Limitedですね。これも最短撮影距離がすごく短いので、テーブルフォトで後ろをちょっとボカすと最高です!
【内田】15mm ってすごいちっちゃいレンズですよね。
【岩崎】この2本で私は満足できると思っています。
【内田】いや、せっかくだからもう1本挙げてください。
【岩崎】旅行に最適なのが新しいHD55-300mm REでしょうか。非常にコンパクトでAFも軽快なので。キレがあって画質も非常に良いですから。
【内田】後ほど、各セクションの社内的なバランスも考えた「KPにオススメ、この3本」というを聞かせていただき、最終的には掲載させていただきます(笑)

「なんでも撮れる、それが一眼レフですから!」
大久保恵慈 氏(開発リーダー

画像: 「なんでも撮れる、それが一眼レフですから!」 大久保恵慈 氏(開発リーダー

●推しレンズ
HD PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited
HD PENTAX-DA 70mmF2.4 Limited
HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE

「KPには、写真文化の底上げに期待したいです」
(内田)

画像: 「KPには、写真文化の底上げに期待したいです」 (内田)

KP、その先へ!

【内田】正直、ミラーレスという大きなライバルもいて、その中でやっぱり一眼レフってこういう利点があるんだよ、こういう良さがあるんだよということを情緒面でも機能面でもかまいません。語ってください。
【大久保】まず前提を切り崩すような話なんですけれども、ミラーレスが全盛だとは思っていません。
【内田】ほう。思っていないと。
【大久保】はい、やっぱり一眼レフって一番何がいいかというと、ファインダーにあると思います。光学ファインダーをしっかり見るという情緒面はなくならないだろうと。撮った結果が最初から分かってしまうカメラは仕事で使えば便利です。でも、そこには想像力が働かないので。ライカ同様、一眼レフもしっかり残っていくことができると確信しています。
【内田】ピント面を確実にセンサーで拾えるとか、厳しいレンズ設計に耐えられるという部分では、どうしてもミラーレスに分があるような気はしませんか?
【大久保】そこで、100点満点の写真が撮れれば楽しいのか?というところがありますね。
【内田】苦労とか工夫があってこそじゃないかという部分ですよね。
【大久保】そうです。素通しのファインダーで見て、時にはマニュアルフォーカスで追い込んだりもする楽しさ…そう考えるとミラーレスではないんじゃないかなと思いますね。
【内田】逆にいうと、小型で軽量なボディにそういった苦労や工夫、さらにピントの山を重視したファインダーやメカシャッターをを詰め込んでいったらKPになった、ということですかね。
【大久保】ちゃんと写真を撮る過程を楽しんでいただこうと。
【内田】個人的には、僕はKPには現代のLXみたいに育って欲しいというイメージがあります。大人が使っている実は高性能なカメラなんだぞと。だから漆や蛇皮バージョンはともかく、ウッドグリップはほしいところですね(笑) 商品企画的にそっちはどうですか?
【大久保】そこは検討したいと思いますね(笑)
【内田】最後に、押しつけという部分ではなく、こんな人に使って欲しいみたいな話をしませんか? 理想なユーザー像みたいな。
【大久保】まずユーザーとしては、今までペンタックスを大事に使ってきていただいた方。かつてペンタックスを大事に使っていただいた方々にまず受け入れられるところを目指しています。K-1のサブ機としても使っていただけたら嬉しいです。もうひとつはこれから写真を始めようかという方で、写真に対してのリテラシーの高い方、そういう方々に選んでいただきたいというのもあります。
【内田】さらに難題かも知れませんが、KPでぜひ撮ってほしい写真はありますか?
【大久保】今までペンタックスというのはネイチャー・風景で推してきたというのがありますので、そこからちょっと外れたところですかね。今回のようなスナップはもちろん、今後はポートレートとか。つまり本来一眼レフは様々なシーンに対応できるっていうことをアピールしたいので。そういう強みを生かしたいです\。
【内田】僕の場合は初めにカタログスペックを受け取って、それからカメラを手にした立場でした。ですから、実際に使ったほうが楽しさが分かるカメラかなっていうのが一番の印象です。このカメラを手にする人が増えれば、真摯に写真と取り組む人たちの底上げも期待できると思います。今後も期待しています。今日はありがとうございました。

インタビュアー:内田ユキオ

公務員を経てフリーフォトグラファーに。自称「最後の文系写真家」。モノクロのスナップに定評があり、ニコンサロン、富士フォトサロンなどで個展を開催。本誌をはじめ、新聞、雑誌に寄稿し、写真教室の講師など精力的に活躍中。主な著書には「ライカとモノクロの日々」、「いつもカメラが」など。

*本記事は2017年4月に発売された弊社ムック「全域スナップシューター ペンタックスKP オーナーズブック」より抜粋したもので、開発者の所属などは当時のままです。

PARCO 2017年AWキャンペーンスタート。「M/M (Paris)」(エムエム … – 産経ニュース

株式会社パルコ
株式会社パルコは、2017年AWシーズン広告キャンペーンをスタートいたしました。シーズンビジュアルには2014AWから、フランスのクリエイティブユニット「M/M(Paris)」(エムエムパリス)を継続起用しており、今年で4年目を迎えます。
フォトグラファーは、VOGUE PARISや、Miu Miu, Louis Vuittonの広告写真なども手掛けるアラスデア・マクレランを起用。最高峰のブランド広告を手掛けるクリエイターを起用し、秋冬のファッションキャンペーンを展開いたします。
※本キャンペーンは、2018SSまで一年間続いていきます。

[画像1: https://prtimes.jp/i/3639/610/resize/d3639-610-887006-1.jpg ]

キャンペーン概要

キャンペーンサイト
「PARCO2017AW」 http://parco.jp/style/
WEBサイトでは、グラフィック・CF・M/M(Paris)からのコメントの他に、日本のクリエイターへパルコのキャンペーンについてのコメントをいただきました。第1回目はスタイリストとして数多くのファッション雑誌やブランドカタログ、ビジュアルを手がけるHIROYUKI KUBOと百々千晴さんが登場、今後もいろいろなクリエイターが登場いたします。

展開期間
2017年7月~2018年1月

※2014AW以降のキャンペーングラフィック・CFのアーカイブは下記サイトでご覧いただけます。
http://parco.jp/style/archive/

広告展開

グラフィック

SASKIA + 1 MAN = FALL

[画像2: https://prtimes.jp/i/3639/610/resize/d3639-610-811288-0.jpg ] [画像3: https://prtimes.jp/i/3639/610/resize/d3639-610-887006-1.jpg ]

SASKIA + 2 MEN = WINTER

[画像4: https://prtimes.jp/i/3639/610/resize/d3639-610-511423-2.jpg ] [画像5: https://prtimes.jp/i/3639/610/resize/d3639-610-852379-3.jpg ]

CF

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=wZxBqkUcIs4 ]

制作スタッフ
■クリエイティブディレクター、グラフィックデザイナー:Mathias Aygustyniak、Michael Amzalang(M/M Paris)
■フォトグラファー:Alasdair McLellan
■スタイリスト:Max Pearmain
■モデル:Saskia de Brauw
■音楽:Georgia
■企画制作:大山ゆかり、高宮 啓(RCKT/Rocket Company*)、PARCO

コンセプト

4人のユースが映し出されたシャツを纏った女性サスキア。
4つのカラーとともに描くパルコのクラシックなモード。

パリを拠点とするクリエイティブユニットM/M(Paris)が創り出す奇想天外なパルコワールド。今年はファッションから音楽、そしてドキュメントフォトまで、幅広いジャンルで世界的に活躍するイギリス人フォトグラファーのアラスデア・マクレランを迎え、シンプルかつクラシックなポートレイトファッションフォトグラフィーで描きます。60年代に出版されたHarry Gordonの作品集『POSTER DRESS』へのオマージュとして、アラスデアが撮り続けてきたイギリスのユース像を洋服へ綴じ込め、四季を表す4つのカラーと共に、数多くのメゾンブランドのランウェイやキャンペーンに起用される人気モデルのサスキア・デ・ブロウによって表現されるパルコのクラシックなモード。

SASKIA + 1 MEN FALL
SASKIA + 2 MEN WINTER
SASKIA + 3 MEN SPRING
SASKIA + 4 MEN SUMMER

M/M(Paris)からのコメント
「シンプルで愛すべき方程式、パルコ」
2014年から3年間、私たちはパルコのイメージを刷新し続けてきたと自負しています。80年代にあったような過去のもの、もしくは現代的な要素を、グラフィカルで視覚的、かつコンセプチュアルにパルコと結びつけてきました。多くのコンテンポラリーなブランドを扱うパルコは、えりすぐりのファッションアイテムを提供するだけでなく、国内の、そしてインターナショナルなレベルにおいて、カルチャーの架け橋となるべく精力的に動き続けていると思っています。

これまでに手がけた3つのキャンペーンでは、写真家のヴィヴィアン・サッセンやヨーガン・テラーとともに、エキセントリックな女性たちが住む架空の世界をつくり上げ、シーズンごとに異なるアイテムを使って、彼女たちのフェミニンな側面を表現してきました。私たちのこのクリエイティヴなアプローチは、やがて現実世界にも深く影響を及ぼしてきたと思っています。また、これらの表現で、グラフィックデザインやタイポグラフィ、そして国際的な広告コンペティション※などで高い評価を受けました。

そして4年目の今回、すべてのカードを切り直し、サプライズを生み出すときだと感じ、国内だけでなく海外からも注目を集めるべく、意図的にコンセプトメッセージをシンプルに仕上げることにしました。登場人物はひとりだけ。スーパーモデルのサスキア・デ・ブロウが、気鋭のフォトグラファー、アラスデア・マクレランのカメラの前で、すべてのシーズンコンセプトを表現。

アラスデア・マクレランは、美しい男性のポートレイト写真をペンタックスで何年も撮影し続けているのですが、今回、そのなかでも珠玉の4枚を選び出し、オーバーサイズのスウェットシャツにプリントしました。4色のカラーパネルの前で、そのスウェットを堂々と着こなしたサスキア。フォトグラファーが狙うまえで、胸に踊るヒーローたちに合わせてシーズンのムードを表現していったのです。

新進気鋭の英国人スタイリスト、マックス・ピアメインは、ノーブランドでありながら素晴らしいアイテムをセレクトすることで、季節感を生み出す手助けをしてくれました。そのおかげで、シーズンごとのスタイリングのなかでスウェットを引き立てることができたのです。
これらすべての要素によって、今年のクリエイティヴな方程式は、次に示すようにとてもシンプルになりました。

(SASKIA + 1 MAN = FALL)+(SASKIA + 2 MEN = WINTER)+
(SASKIA + 3 MEN = SPRING)+(SASKIA + 4 MEN = SPRING)
= パルコ・フォーエヴァー。

ー2017年7月 M/M (Paris)

※ADC賞、東京TDC賞、朝日広告賞、香港国際ポスタートリエンナーレ、ファッション・フィルム・フェスティバル・ミラノ等

クリエイタープロフィール

M/M(Paris)-エムエムパリス
ミカエル アムザラグとマティアス オグスティニアックによって1992年に結成された、パリを拠点に活動するクリエイティブユニット。20年以上にわたりファッション、アート、音楽、デザインと多分野において活躍し、象徴的かつ影響力の強いデザイン&アートで世界中の人々を魅了させている。
彼らの手掛ける多くの作品でオリジナルのタイポグラフィが用いられることがあり、表現方法の一つとしてタイポグラフィの重要性の高さが窺え、2003、2004、2012年度の東京TDC賞(タイポディレクターズクラブ)も受賞。また、ファッション、音楽関係の仕事が顕著で、これまでのコラボレーションワークとして、 A.P.C.、Balenciaga、Calvin Klein、Dior Homme、Givenchy、Jil Sander、Loewe、Louis Vuitton、Missoni、Sonia Rykiel、Stella McCartney、Yohji Yamamoto、Yves Saint Laurentなどのビックメゾンやデザイナーが連なる。音楽の分野でも、2013年にグラミー賞の最優秀レコーディング・パッケージ賞を受賞したビョークの『Biophilia』を代表に、ヴァネッサ・パラディ、カニエ・ウェスト、マドンナといった著名アーティストのアルバムアートワークやミュージックビデオを手掛ける他、『Vogue Paris』、『Purple Fashion Magazine』、『ArenaHomme+』、『Interview Magazine』などの雑誌のアートディレクションも手掛ける。また、2012年には、活動20周年記念として500ページを越える作品集を出版した。

Alasdair McLellan-アラスデア・マクレラン
1974年、イギリス・ドンカスター出身のフォトグラファー。
数多くのユースカルチャーを生み出したイギリスならではの、ファッションや音楽、アートなど幅広いジャンルをクロスオーバーした写真が高い評価を受ける。Louis Vuitton、MiuMiu、MARGARET HOWELL、Marc Jacobs などのブランドのキャンペーンビジュアルから、『Vogue』、『Arena Homme+』、『i-D』、『FANTASTIC MAN』などの雑誌などのファッションフォトグラフィーから、The XX、ADELEなどミュージシャンのジャケットワークやPV、そしてスケートチームのPALECEとのコラボレーションワークなどを手がける。また、イギリスのユースたちの姿を撮り続けたポートレイトフォトの写真集「CEREMONY」を発表するなど、その活動は多岐に渡る。

Max Pearmain-マクス・ピアメイン
イギリス出身のスタイリスト。Acne Studios、KENZO、Calvin Kleinなどのブランドのキャンペーンビジュアルから、『Arena Homme+』、『POP』、『i-D』などのファッション雑誌などを手がける。Wolfgang TillmansやJuergen Teller、David Sims、Tim Walker、Jamie Hawkesworthなど世界的なファッションフォトグラファーとのコラボレーションを行うなど、現在最も人気を集める若手スタイリストの一人。2016年にはファッションデザイナーのAnthony Symonds (アンソニー・シモンズ)とのコラボレーションによるニューブランドSymonds Pearmainを手がけるなど、スタイリング以外の活動でも評価を受ける。

関連書籍発売

M/M (Paris)(エムエムパリス)× Juergen Teller(ヨーガン・テラー)
スペシャルアートブック『TALES FROM THE BLACK FOREST』発売

[画像6: https://prtimes.jp/i/3639/610/resize/d3639-610-834319-4.jpg ]

パルコのシーズン広告を2014年AWより手掛けている、パリを拠点とするクリエイティブユニットM/M(Paris)。20年以上にわたりファッション、アート、音楽、デザインと多岐に渡るフィールドで活躍する彼らと、モードとアートの境界を超えた唯一無二の表現を続ける世界的写真家ヨーガン・テラーのタッグによって作り上げられた、2016AW – 2017SSのパルコのシーズン広告ビジュアルを収めた特別仕様アートブック『TALES FROM THE BLACK FOREST』が2017年9月に発売されます。

『赤ずきん』や『白雪姫』など数々の傑作グリム童話を生み出した、ドイツ南西部の山岳森林地帯を舞台に、ヨーガン・テラーが講師を務めるニュルンベルク・アートアカデミーの学生たちとともに、童話をテーマにした4つのエピソードを描いた今回のキャンペーン。ブロンドヘアの少女Liliと奇妙でユニークなキャラクターたちによって繰り広げられた、現代的なファンタジーストーリーは多くの話題を呼びました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/3639/610/resize/d3639-610-466019-5.jpg ]

M/M (Paris)によるモノクロのイラストレーションが目を引く、12インチレコードスリーブ型の特別仕様パッケージによる本作には、ヨーガン・テラーが撮影した4シーズン分のビジュアルを使用した大判ポスター(4種両面印刷、W600mm×H900mmサイズ2枚)と、同キャンペーンの未発表写真をリエディットしたフォトブック(24ページ)を収録。さらに、同キャンペーンCFムービーに収録された音源(4曲)を録音した7インチアナログレコードを封入。
広告界の先端をいくパルコ、その特異なクリエイティビティにより世界の第一線で活躍し続けているM/M (Paris)とヨーガン・テラーによって作り上げられた童話『TALES FROM THE BLACK FOREST』の世界を存分に楽しめる内容となっています。

[画像8: https://prtimes.jp/i/3639/610/resize/d3639-610-851124-6.jpg ] [画像9: https://prtimes.jp/i/3639/610/resize/d3639-610-918130-7.jpg ] [画像10: https://prtimes.jp/i/3639/610/resize/d3639-610-121793-8.jpg ]

■12インチレコード型ハードカバースリーブ
■キャンペーンムービー音源収録7インチレコード
■24Pブックレット
■B1キャンペーンビジュアルポスター(両面印刷2枚)

書籍概要
タイトル:TALES FROM THE BLACK FOREST
判型:12インチレコード型スリーブ入りソフトカバー/24ページ/300mm x 300mm
出版:DO GOOD WORK BOOKS
価格:予価7,400円(税別)
発売日:9月下旬予定
発行部数:限定1000部