AMDがCPUの脆弱性「Spectre」の対策を今週から提供と発表

旧世代CPUやLinuxの対応にも言及

2018年01月12日 19時30分更新

文● 天野透/ASCII

 米AMDは1月11日(現地時間)、CPUに関するセキュリティー問題、いわゆる「Spectre」の対策を発表した。

 Spectreは複数の研究チームが1月3日に報告したことで表面化した、CPUのアーキテクチャーを迂回してデータ保護の安全性を脅かす問題。同社は「今週からRyzenとEPYCプロセッサー向けのマイクロコードのアップデートをお客様とパートナーに提供する」としている。

 また、OpeteronやAthlonといった旧世代のCPUについても、マイクロソフトとの協業で問題修正にあたっているという。これらの製品における対策について「マイクロソフトは来週までにこれらの古いプロセッサーの更新プログラムを再開する予定」だという。

 同時に発覚した不正なキャッシュアクセスによる脆弱性、いわゆる「Meltdown」については「ページングアーキテクチャ内で特権レベルの保護を使用しているため、AMDプロセッサーは影響を受けない」と同社は発表。Radeon GPUに関しても影響は受けないという。

 同社はLinuxの対策状況も言及。各ベンダーが同社製品のパッチをリリースしているとした。

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上坂すみれさんが歌う「プロ生ちゃんキャラクターソング」が販売開始

2018年01月11日 23時29分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

 プログラミングやIT系の話題に関するイベントを行なうコミュニティー「プログラミング生放送」のマスコットキャラクター「暮井 慧」(通称:プロ生ちゃん)のキャラクターソング「{re}coding 暮井 慧(CV: 上坂すみれ)」が発売された。



「暮井 慧」(通称:プロ生ちゃん)のキャラクターソング「{re}coding 暮井 慧(CV: 上坂すみれ)」が発売

 このCDは「暮井 慧」のキャラクターボイスを担当する声優の上坂すみれさんが歌うもの。収録曲は1. {re}coding、2. {re}coding (off vocal)、3. {re}coding ~short size~、4. {re}coding ~for loop ver.~、5. {re}coding ~ringtone size~ (off vocal)の5曲。

収録曲は全部で5曲。オリオスペックでは価格は1000円(税抜)で販売中

 販売しているオリオスペックでは、通常版の先着特典として、200名にカセットラベル&カセットテープがプレゼントされる。価格は1000円(税抜)。

 なお、レコーディングに密着し、上坂すみれさんにインタビューした様子は「上坂すみれさん、歌が下手で歌うイメージがなかった」記事も参照してもらいたい。



通常版の先着特典はカセットラベル&カセットテープ(空) 収録曲入りの特製カセットテープが付属する初回限定版はすでに完売している

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税抜2000円台の安価なサイドフローCPUクーラーがCooler Masterから

Cooler Master「Hyper H411R」

2018年01月11日 23時20分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

 Cooler Masterからサイドフロー型CPUクーラーの新作「Hyper H411R」(型番:RR-H411-20PW-R1)が登場、12日(金)から複数のショップで販売がスタートする。



サイドフロー型CPUクーラーの新作「Hyper H411R」。価格は2880円(税抜)とお手頃

 「Hyper H411R」は、サイズ102(W)×83.4(D)×136(H)mm、重量358gとコンパクトなサイドフロー型CPUクーラー。アルミニウム製の特殊形状フィンと6mm径の「ダイレクト コンタクト ヒートパイプ」4本で構成される。

搭載ファンは92mm PWMタイプ。動作時はホワイトLEDが発光する

 搭載ファンは92mm PWMタイプ。回転数600~2000rpm、風量34.1CFM±10%、風圧1.79mmH2O±10%、騒音値29.4dBA、MTTF40000時間というスペック。対応ソケットは、LGA 2066/2011-v3/2011/1151/1150/1155/1156/1366/775、Socket AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1。



高さ136.5mmというコンパクトサイズで、MicroATXやMini-ITXケースに使えるクーラーといえそう

 価格は2880円(税抜)。パソコンショップアークやドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.で販売予定。安価なサイドフロー型CPUクーラーとして覚えておくとよさそうだ。

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ASUSのゲーミングブランド「CERBERUS」からマウスパッドが4モデル発売

ASUS「Cerberus Mat Gaming Mouse Pad」

2018年01月11日 23時04分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

 ASUSのゲーミングブランド「CERBERUS」より、ゲーミングマウスパッド「Cerberus Mat Gaming Mouse Pad」シリーズが登場。ツクモDOS/Vパソコン館では、12日(金)より販売がスタートする。



ASUSのゲーミングブランド「CERBERUS」のマウスパッド「Cerberus Mat Gaming Mouse Pad」。表面素材にノンスリップ天然ゴムを採用する

 「Cerberus Mat Gaming Mouse Pad」シリーズは、表面素材にノンスリップ天然ゴムを採用。従来のマウスマットよりも1.3倍のグリップを実現したほか、ハイセンシ、ローセンシ、光学式またはレーザーなどあらゆるタイプのマウスに対応する。



モチーフであるCERBERUSがデザイン。ゲーミングブランドとしては価格は安め

 そのほか、エッジ部分は耐磨耗性のステッチングが施されており、長期間の使用でもほつれることがないとしている。

 ラインナップおよび価格は、サイズ250×210×2(厚み)mmの「CERBERUS Mat Mini」(レッドとグリーンの2モデル)が999円(税抜)、サイズ450×400×3(厚み)mmの「CERBERUS Mat Plus」が1780円(税抜)、サイズ900×440×3(厚み)mmの「CERBERUS Mat XXL」が3480円(税抜)。

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「Core i3-7100U」搭載のコンパクトベアボーンがZOTACから登場

ZOTAC「ZBOX CI527 Nano」

2018年01月11日 22時45分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

 CPUに「Core i3-7100U」を採用したファンレス仕様の小型ベアボーン「ZBOX CI527 Nano」(型番:ZBOX-CI527NANO-J)がZOTACから登場。パソコンショップアークで販売中だ。



「Core i3-7100U」を採用したファンレス仕様の小型ベアボーン「ZBOX CI527 Nano」。メモリーやストレージ、OSは別途必要だ

 「ZBOX CI527 Nano」は、本体サイズ146.4(W)×126.5(L)×60.5(H)mmの筺体内部に、Kaby Lake-Uコアの「Core i3-7100U」(2コア/4スレッド/クロック2.4GHz/キャッシュ3MB/TDP 15W)を搭載するコンパクトベアボーンキット。ハニカム柄のメッシュ仕様で、内部がファンレス仕様となるのも特徴だ。

ハニカム柄でメッシュ仕様の本体はサイズ146.4(W)×126.5(L)×60.5(H)mm

 主なスペックは、メモリーはDDR4-SO DIMM×2(DDR4-2133/最大32GB)で、2.5インチシャドウベイを1基、デュアルギガビットLAN、Wi-Fi IEEE 802.11b/g/n/ac+Bluetooth 4.2を搭載。

 グラフィックス出力機能としてHDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.2×1。そのほかUSB 3.1×2(フロント/Type-C)、USB3.0×5(フロント×1+リア×4)、3in1(SD/SDHC/SDXC)カードリーダー、ヘッドフォン出力、マイク入力端子を備える。



CPUはKaby Lake-Uコアの「Core i3-7100U」。GPUにIntel HD Graphics 620を内蔵し、デュアルディスプレーや4K出力をサポートする

 また付属品としてWi-Fiアンテナ、VESAマウント、ACアダプター、電源ケーブル、ユーザーマニュアル、クイックスタートガイド、ドライバーインストールキットが付く。

 価格は5万9918円だ。

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光るディスプレー再び!165Hz駆動対応27型曲面液晶を愛でる

2018年01月11日 11時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●ジサトラショータ

 LED付きのPCパーツやキーボード、マウスなど、ライトアップに対応したPCまわりの製品が順調に増えている。なかでもASUSのLED制御機能「Aura Sync」対応製品は、なんとディスプレーにも手を伸ばしているのが特徴。今回チェックする「ROG SWIFT PG27VQ」は背面LEDがAura Syncに対応し、ROGブランドに恥じない性能を備えたゲーミングディスプレーだ。以前紹介した「ROG STRIX XG27VQ」も光るディスプレーではあったが、Aura Syncには対応していなかったため、こちらが初のAura Sync対応ディスプレーとなる。ちなみに今回の撮影機材は、α7RⅢ+NOKTON 40mm F1.2 Aspherical E-mount。

ASUSのゲーミングディスプレー「ROG SWIFT PG27VQ」。実売価格は11万5000円前後

主に光るのは底部と背面

 画面サイズは27インチ(解像度2560×1440ドット、アンチグレア)でパネルはTNを採用しているが、視野角は水平170°、垂直160°と広く、発色も良好だ。もちろん、実機のチェックはマストだが、IPSと比べてみても遜色のない発色なので、TNパネルだからといってスルーするのはもったいないといえる。細かい部分を見ていくと、最大輝度400cd/㎡、コントラスト比1000:1、中間応答1ms、フリッカーフリー、G-SYNCに対応。また見出しで記しているように165Hz駆動でもある。

 搭載機能でみると、Aimポインターやタイム、FPSカウンターなどの表示機能のほか、ゲームジャンルに合わせたビジュアル調整機能もアリと、ゲーミングで必要な部分をキレイにカバーしているため、光る部分を抜きにしてもオススメの一品だ。なお、入出力端子はHDMI 1.4、DisplayPort 1.2、3.5mmステレオミニジャック、USB 3.0×2。後述しているが、背面のライトのおかげで端子部分の視認が楽である。

入出力端子部分が光るというよりは、光がわずかに漏れており、それで端子位置と向きを確認しやすくなっている

 気になる発光部は底部と背面。Aura Syncに対応するマルチカラーLEDは背面のみに搭載されており、底部LEDはROGのイメージカラーであるレッドのみで発光する(消灯を含む4段階の明るさ調整に対応)。またデフォルトではROGのアイコンが投影されるが、ここをカスタムするパーツが用意されており、自作することも可能だ。遮光できる厚紙があればいいだけとお手軽なので、推しキャラを投影してみたり、よくど忘れするショートカットを投影させておくなど、使い道を検討してみるといいだろう。

デフォルトはROGのマークが投影される

ゲーム中はわりと気にならないので、補助ライト的な運用もアリ

中央のパーツは交換可能

 背面を見ていこう。ディスプレーということもあり、直接的なライティングでなくアンビエントライト的な製品なので「ディスプレイが光るとゲームプレイの邪魔」といった懸念は極力排除されている。本体側からもある程度の調光に対応しており、Aura Syncとは独立させて光らせておくことも可能だ。発光部は写真を見てもわかるように、背面の中央部に集中している。また上部の排気スリットも発光しているようにみえるが、光が漏れているような状態で、光量はあまりない。そのため、天井にも色が投影されるといったことは、あまり期待できないだろう。

ゲームをプレイしている分には見えない部分が光る

壁に近い場所に設置した場合、写真のように間接照明的になる。そうでもない場合は、ふんわり周辺の色が気持ち変化する程度だ



色の変化はAura Sycn対応なだけあって滑らか



あれこれと試した結果、底部のライトと色を合わせておくと一体感があってよかった

また発想を逆転させ、底部ライトをアクセントにしておくというのもアリ

 ゲームプレイを阻害しないように光源位置は十分に考慮されているほか、光らせないとしてもゲーミング向けのディスプレーなので、気になる人は店頭でチェックしてもらいたい。

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約37万円! Volta世代初のVGA「TITAN V」の怪物級性能を拝む

最新パーツ性能チェック
第222回

2018年01月11日 10時00分更新

文● 加藤 勝明 編集●北村/ASCII編集部

 2017年は例年になく自作PC界隈のニュースが豊作だったが、ラストを飾ったのはNVIDIAだった。HBM2メモリーを採用する次世代GPUアーキテクチャーとして知られていた「Volta」を採用した“絵の出せる”GPU、「TITAN V」が発売されたからだ。

“世界最高性能”をうたうTITAN V。これまで黒かシルバーだったカラーリングが金+黒という神々しい輝きを放つデザインに変更されたが、全体のデザインや大きさは従来のFounders Edition搭載のGeForceと大差ない

 NVIDIAは2017年5月の時点でVoltaアーキテクチャーを搭載した製品「Tesla V100」をリリースしていたが、Teslaは純粋なGPGPU向け、あるいはグラフィックを仮想化して提供するタイプの製品であるため、ディスプレー出力を搭載しない。だが今回TITAN Vはディスプレー出力を備えた普通のビデオカードなのだ。

 2018年1月5日時点において、TITAN Vは米国NVIDIA直販サイトでのみ販売され、価格はなんと2999ドル。TITAN Xpが1200ドルだったことを考えると破格の価格設定だ。日本での販売は決定済みだが、具体的な販売ルートや価格についてはまだ公開されていない。

TITAN Vは原稿執筆時点で米国NVIDIA直販サイトでのみ販売されている。国内における発売時期および価格は未定だが、TITAN X発売時と同様に販売はAmazon、Teslaの取り扱い実績のある菱洋エレクトロがサポートという形になる可能性が一番高い

 NVIDIAによるとTITAN Vは「世界最高性能」のGPUだという。果たしてこの言葉はどういう意味なのか? ワットパフォーマンスでライバルを見事に退けたPascalをVoltaは打ち倒せるのか? 興味はつきない。

 そこで今回、筆者は米国直販サイトから個人輸入という形でTITAN Vを入手した(諸経費込みで約37万円。この投資によってもたらされるパワーどの程度のなのか? さまざまなベンチマークを通じてチェックしていきたい。



こちらはTITAN Vのパッケージ。カード本体に合わせ白+金のパッケージだ 内部の構造は同じ。もうちょっと特別感が欲しかったところ

メモリースタック1つ分の差

 TITANシリーズは、代々GPGPU用カードである「Tesla」シリーズをベースにしているため、スペックも非常にTeslaに近い。そこでTesla V100(PCI-Express版)とTITAN V、そして既存の製品のスペックを比較してみる。

アーキテクチャー Volta Volta Pascal Pascal
製造プロセス 12nm 12nm 16nm FinFET 16nm FinFET
CUDAコア数 5120基 5120基 3840基 3584基
FP64ユニット数 2560基 2560基 120基 112基
ベースクロック ? 1200MHz 1481MHz 1480MHz
ブーストクロック 1370MHz 1455MHz 1582MHz 1582MHz
テクスチャーユニット数 ? 320基 240基 224基
ROP数 ? 96基 96基 88基
メモリークロック(相当) 1.75GHz 1.7GHz 11.4GHz 11GHz
メモリータイプ HBM2 HBM2 GDDR5X GDDR5X
メモリーバス幅 4096bit 3072bit 384bit 352bit
メモリー搭載量 16GB 16GB 12GB 11GB
メモリー帯域 900GB/秒 653GB/秒 547.7GB/秒 484GB/秒
TDP ? 250W 250W 250W
外部電源 EPS12V 8+6ピン 8+6ピン 8+6ピン
直販価格 ? 2999ドル 1200ドル 699ドル


「GPU-Z」で情報を拾ってみたが、まだ情報の欠落している部分が見られる

 まず最も目を引くのがCUDAコア数5120基という強烈なスペック。TITAN Vの前身でもあるTesla V100とまったく同じスペックなのだ。だがTesla V100ではHBM2メモリーが4スタックで16GBなのに対し、TITAN Vは3スタックで12GBまで、帯域も1スタック分少ない3072Bitとなっている。

 HBM2メモリーもクロックの低さをバスの太さで稼ぐため、1スタック差はメモリー帯域に大きな影響を与える。交渉メモリー帯域はTITAN Vが653GB/秒に対し、1世代前のTITAN Xpは547.7GB/秒と、思ったほど差は大きくない。HBM2だからといって過度な期待は禁物のようだ。

NVIDIAの資料を基にTITAN Vのブロック図を筆者が想像したもの。64基のCUDAコアを内包するSMが80基並び5120基のCUDAコア群を構成。Tesla V100では4基あるHBM2メモリーのうち1基が無効化されている

 だが、Voltaを語る上でHBM2メモリーよりももっと重要なことがある。それはSMの構造の大きな変革だ。Volta内部には80基のStreaming Multiprocessor(SM)が格納されており、各SM内には単精度浮動小数点の積和演算を行なうFP32ユニット、つまりCUDAコアが64基格納されている(Pascalは128基)。

 このFP32ユニットとは別に、SM内には倍精度浮動小数点演算を実行するユニット(FP64)、さらにNVIDIAが推す深層学習分野で高い効果が見込めるテンソル演算を高速実行するTensorコアが8基組み込まれている。

 Voltaから搭載されたTensorコアはさておき、FP64ユニットの数の多さが、TITAN Vが現行GeForce、そしてTITAN X/Xpと一線を画している部分といえる。

 ゲームの処理ではFP32や16が多く使われるため、PascalでもFP32を多量に削る方向で進化してきた。ちなみに現行GeForceのFP64ユニット数はCUDAコアの32分の1にとどまっている。

GV100ベースのSMは、1基あたり64基のCUDAユニットに、その半数のFP64ユニットなどが詰まっている。SMあたり8基(図は少々誤解を受ける描かれ方がされているが)内蔵されているTensorコアは、GV100で初めて追加されたものだ


GP104、つまりGTX 1080のSMの構造。ここに描かれているCoreとはFP32、つまり普通のCUDAコアだ。Pascal世代ではL1キャッシュと共有メモリーが分離しているが、Volta世代ではこれら2つが合体している

GPU内部処理で必要なデータは、低遅延な共有メモリー、あるいはL1キャッシュ(なければL2キャッシュへ)に求めるが、共有メモリーとL1を合体させることで共有メモリーはサイズアップ、L1キャッシュは遅延の短縮と、双方Win-WinにするというのがVoltaの設計的な特徴のひとつ

 これらの構造をみれば、TITAN Vは本来のTITANの立ち位置、即ち“ミニTesla”寄りの製品であり、GeForce系のようなゲーミングにフォーカスを当てたものではないことがハッキリしてくる。

 FP64ユニットもTensorコアも、ゲーミングにとっては贅肉そのもの(ただTensorコアはFP32の演算用にも使える程度の精度はあるので、まるっきり無用というわけでもなさそうだが……)。

 TITAN VはいまNVIDIAが推す深層学習分野で最大のパフォーマンスを発揮するような構成、だからこそNVIDIAは“世界最高性能(何の性能とは言ってない)のGPU”とうたっているのだ。TITAN Vは、今のNVIDIAをビデオカードという形に表したもなのである。

 となると、TITAN Vの姿からは、そのうち登場するであろうVoltaベースのGeForceのパフォーマンスを推し量ることは難しい。CUDAコアを5120基も抱えているし、メモリー帯域も太いので相応の働きはしてくれるが、FP64やTensorコアといった“ゲーミング贅肉”も相当量抱えているためベースクロックもかなり抑えられている。

 VoltaベースのGeForceは、FP64やTensorコアを削り、その分高クロック&高ワットパフォーマンスを狙った設計になるという予想が導き出される。





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200mmの大口径RGBファンの存在感がすごいPCケース

Cooler Master「MasterCase H500P」

2018年01月10日 23時31分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

 Cooler Masterから、フロントに200mmの大口径RGBファンを2基を搭載したミドルタワーPCケース「MasterCase H500P」が登場。12日(金)から販売が始まる。ショップに入荷しているサンプル版を一足早くチェックしておこう。



フロントに200mmの大口径RGBファンを2基を搭載したミドルタワーPCケース「MasterCase H500P」

 「MasterCase H500P」の特徴は、フロントの透明プラスチックカバーの中に並ぶ2基の大口径200mmRGBファンだろう。付属のRGB LED用の分岐ケーブルと4ピンのオス/オスアダプターを使用することで、RGB対応マザーボードや、RGBコントローラー(別売)と連携。ASUS「AURA Sync」、ASRock「RGB LED」、GIGABYTE「RGB Fusion」、MSI「Mystic Light Sync」といったマザーボード各社のRGB機能にも対応する。

フロントとトップは透明プラスチックカバー。左サイドはスモーク仕様の強化ガラスパネルを採用する

 左サイドはスモーク仕様の強化ガラスパネルを採用。リア部分には縦向きのPCIスロットを備えるため、ビデオカードを魅せる縦向きに設置することができる(別途ライザーケーブルが必要)。



内部は電源カバーを備える今どき仕様。2.5インチシャドウ×2はカバーの上に用意される

 内部はベイ数が、2.5/3.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×2。最大412mmを確保した拡張カードスペースのほか、CPUクーラーは全高190mmまで、ラジエーターはフロントとトップが360mm、リアが140mmまで。



トップは透明プラスチックカバーのためRGB仕様のファンを追加したいところ。背面スペースはケーブル配線を隠すカバーを備える

 冷却ファンはフロント200mm×2(RGB仕様標準搭載/800rpm)、リア140mm×1(標準/1200rpm)のほか、フロントとトップともに120/140mm×3もしくは200mm×2まで搭載可能。全体サイズは、242(W)×544(D)×542(H)mm。



拡張性も高く高冷却仕様のケースにも最適だろう

 価格は2万3000円(税抜)。パソコンショップアークやパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売予定だ。

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各社マザーと連動できる安価なRGB LED採用水冷クーラーが入荷

Cooler Master「MasterLiquid ML120L RGB」、「MasterLiquid ML240L RGB」

2018年01月10日 23時01分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

 RGB LEDファンを採用するCooler Masterのオールインワン水冷キット「MasterLiquid ML120L RGB」(型番:MLW-D12M-A20PC-R1)と「MasterLiquid ML240L RGB」(型番:MLW-D24M-A20PC-R1)が入荷。12日(金)より販売がスタートする。



RGB LEDファンを採用するオールインワン水冷キット「MasterLiquid ML120L RGB」と「MasterLiquid ML240L RGB」

 発売されるのは、ラジエーターサイズ157(W)×119.6(D)×27(H)mmの120mmファン×1基モデル「MasterLiquid ML120L RGB」と、ラジエーターサイズ277(W)×119.6(D)×27(H)mmの120mmファン×2基モデル「MasterLiquid ML240L RGB」。

ラジエーターサイズ277(W)×119.6(D)×27(H)mmの120mmファン×2基モデル「MasterLiquid ML240L RGB」。価格は1万800円(税抜)でRGBファン採用の新作クーラーとしては安価

 内部を二層構造にした「デュアルチャンバーヘッド」を採用した水冷ヘッドと冷却ファンに搭載されたRGBライトは、付属のコントローラーに接続することで簡単に色やパターンを制御可能。

 6種類のプリセットから、発光モードを選べる。また、ASUS「AURA Sync」、ASRock「RGB LED」、GIGABYTE「RGB Fusion」、MSI「Mystic Light Sync」といったマザーボード各社のRGB機能にも対応。マザーボードやその他周辺機器と同期させることもできる。



ASUS「AURA Sync」、ASRock「RGB LED」、GIGABYTE「RGB Fusion」、MSI「Mystic Light Sync」といったマザーボード各社のRGB機能はカバーしている

 120mmファンは、風量と風圧のバランスに優れラジエーターの冷却に最適という「MasterFan MF120R RGB」を採用。回転数は600~2000rpm、風量66.7CFM±10%、風圧2.34mmH2O±10%、騒音値は6~30dBAというスペックで動作する。そのほか対応ソケットは、LGA 2066/2011-v3/2011/1151/1150/1155/1156/1366/775、Socket AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1。



ラジエーターサイズ157(W)×119.6(D)×27(H)mmの120mmファン×1基モデル「MasterLiquid ML120L RGB」。なおチューブ素材は耐久性と柔軟性に優れたFEPチューブを採用している

 価格は「MasterLiquid ML120L RGB」が8800円(税抜)、「MasterLiquid ML240L RGB」が1万800円(税抜)。パソコンショップアークやドスパラ秋葉原本店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売予定だ。

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Core i5とGeForce GTX 1060を搭載するベアボーンがZOTACから

ZOTAC「ZBOX MAGNUS EK51060」

2018年01月10日 22時19分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

 「Core i5-7300HQ」と「GeForce GTX 1060」を搭載するハイエンドベアボーン「ZOTAC ZBOX MAGNUS EK51060」(型番:ZBOX-EK51060-J)がZOTACから発売された。



「Core i5-7300HQ」と「GeForce GTX 1060」を搭載するハイエンドベアボーン「ZOTAC ZBOX MAGNUS EK51060」

 「ZBOX MAGNUS EK51060」は、本体サイズ225(W)×203(L)×128(H)mmの筺体内部に、Kaby Lake-Hコアの「Core i5-7300HQ」(4コア/4スレッド/クロック2.5GHz/ブーストクロック3.5GHz/キャッシュL2キャッシュ6MB/TDP 45W)と、GeForce GTX 1060搭載モデルを搭載するハイエンドベアボーンキット。

トップパネルはハニカム形状のメッシュ仕様。「Core i5-7300HQ」+「GeForce GTX 1060」でVRやゲームシーンで活躍する

 内部には小型マザーボードのほか、ブロアータイプの冷却ファンを装備した「Core i5-7300HQ」を搭載。その上に、デスクトップ向けでショートサイズ仕様のGeForce GTX 1060搭載カード(GDDR5 3GB)を実装するという構造だ。



決して小型ではないものの拡張性は確保。2.5インチシャドウベイとM.2(SATA/Gen3×4)を各1基備える

 メモリーはDDR4-SO DIMM×2(DDR4-2400/最大32GB)で、2.5インチシャドウベイとM.2(SATA/Gen3×4)を各1基、デュアルギガビットLAN、Wi-Fi IEEE 802.11b/g/n/ac+Bluetooth 4.2を搭載。グラフィックス出力機能としてHDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×3。そのほかUSB3.1 Gen2(フロント/Type-A+Type-C)、USB3.0×4(リア)、SDXCスロット×1、ヘッドフォン出力、マイク入力端子を備える。

 価格は12万8750円(税抜)。ツクモパソコン本店で販売中だ。

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