2017年のデジカメを猫写真で振り返る – ASCII.jp

荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”
第539回

2017年12月18日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

パイロンの影から何かを見つけて「にゃあ」と鳴いた猫を猫目線で。さすが、フルサイズセンサーだと前後がいい感じにボケてたまらんですな。口の開き方もカッコイイ(2017年7月 ソニー α9)
パイロンの影から何かを見つけて「にゃあ」と鳴いた猫を猫目線で。さすが、フルサイズセンサーだと前後がいい感じにボケてたまらんですな。口の開き方もカッコイイ(2017年7月 ソニー α9)

 まもなく2017年も終わるわけで、今年もいっぱい新型デジカメが出ましたなあ……と思ったら、実は例年に比べると少なめ。特にコンパクトデジカメと入門機が少なかった。

 でもインパクトの強いデジタル一眼がいくつかあったのでカメラ好きには印象的だったかも。そんな、2017年の新型デジカメで撮った猫写真を見つつ振り返ろう。

パナソニック「DC-GF9」 パナソニック「DC-GF9」

 今年最初に発売されたデジカメはパナソニックの「DC-GF9」。小型軽量で自撮りに強いミラーレス一眼。

冬の寒い日、人から隠れられてなおかつ日差しが入る猫的には素晴らしいお昼寝スポット。しかもチャトラは枯れ葉と色が似てるので目立たない。でも真上からは丸見えなのであった。枯れ葉のベッドが気持ちよさそうでうらやましい(2017年2月 パナソニック LUMIX DC-GF9)
冬の寒い日、人から隠れられてなおかつ日差しが入る猫的には素晴らしいお昼寝スポット。しかもチャトラは枯れ葉と色が似てるので目立たない。でも真上からは丸見えなのであった。枯れ葉のベッドが気持ちよさそうでうらやましい(2017年2月 パナソニック LUMIX DC-GF9)

 特に猫撮りに向いてるわけじゃないけど、作例を撮るために歩いてたら、崖に沿って作られている階段の下で、誰にも見つからないと思って悠々と寝てる猫がいたのでそこから。

 人通りが多い通路からは隠れてるので誰にも見つからないと思っているようだが、真上からは丸見えなのであった。ふふふ。

富士フイルム「GFX50s」 富士フイルム「GFX50s」

 2017年最初のインパクトは富士フイルムだった。35mmフルサイズセンサーより一回り大きいセンサーを搭載した中判ミラーレス一眼「GFX50s」が登場したのだ。

イメージセンサーが大きければレンズも大きいわけで、デカくて重くて高価なカメラではあるが写りは抜群にいい。なんてことない暗い寝室でもこの柔らかい写りがたまらない(2017年3月 富士フイルム GFX50s)
イメージセンサーが大きければレンズも大きいわけで、デカくて重くて高価なカメラではあるが写りは抜群にいい。なんてことない暗い寝室でもこの柔らかい写りがたまらない(2017年3月 富士フイルム GFX50s)

 レンズ込みで100万円コースというハイエンド機だけど、その写りはすごかった。5000万画素って数字も凄いけど、大型センサーならではの階調の豊かさ、柔らかさってのがあるわけで、うちの猫(大五郎)でどうぞ。

 なんてことない写真なのだけど、白い毛がふわっとしてるさまやナチュラルにふわっとボケていくところがたまらない。高価なのでおいそれとは手を出せないけど。

パナソニック「LUMIX DC-GH5」 パナソニック「LUMIX DC-GH5」

 3月にはパナソニックからハイエンド機の「DC-GH5」が登場。動画や連写機能に優れたモデル。AFが速くて連写に強いとなると、猫を撮るしかないでしょう、ということで這いつくばって猫を撮ってみた。

こっちに近づいてきてくれた、と思ったら直前で方向転換、という瞬間をGH5の連写で追ってみた。AF追従がしっかりしてるのでこういう瞬間を狙うのは楽しい。ちょっとニラまれたけどな(2017年4月 パナソニック LUMIX DC-GH5)
こっちに近づいてきてくれた、と思ったら直前で方向転換、という瞬間をGH5の連写で追ってみた。AF追従がしっかりしてるのでこういう瞬間を狙うのは楽しい。ちょっとニラまれたけどな(2017年4月 パナソニック LUMIX DC-GH5)

 これで2016年からはじまったミラーレス一眼のフラッグシップモデルラッシュは一段落したかなと思ってたら、まだスゴい隠し球がいた。

 各社が階段をワンステップ上がった感のある高性能モデルを出してきたと思ったら、それをさらに駆け上がる超弩級ミラーレス一眼の登場だ。

 それがソニーの「α9」。


ソニー「α9」
ソニー「α9」

 これはすごかった。とにかく速い。AFも連写も速い。速くて気持ちいい。ミラーレス一眼のステージがひとつ上げた感がある。デジタル一眼の未来を示したって感じ。

 これは猫を撮らねばである。

 冒頭写真がα9。にゃあと口を開けた瞬間を狙って撮ってみた。

 調子に連写しまくるとあっという間にSDメモリーカードが満杯になって後で大変なわけだが、猫の毛繕いだった一番舌が伸びた瞬間を後から選べるのはいい。

毛繕いしてた猫にぐぐっと迫って連写した中の1枚。速いだけじゃなくてクオリティも高い。毛の質感も舌のピンク色もたまらん(2017年7月 SONY α9)
毛繕いしてた猫にぐぐっと迫って連写した中の1枚。速いだけじゃなくてクオリティも高い。毛の質感も舌のピンク色もたまらん(2017年7月 SONY α9)

 性能も容赦ないけど、値段(ボディーのみで40万円前後)も容赦ないのでおいそれとは買えないけど、こういう孤高の製品を出せるところがソニー復活だなあと思った次第。





この連載の記事

マインドフルネス採用の美容メソッドを体験できるサロンがオープン – ニフティニュース

パナソニックは12月15日〜25日の期間中、マインドフルネスを取り入れた美容メソッドを体験できる「Panasonic Beauty SALON表参道」を「表参道ヒルズ」(東京都渋谷区)の本館B3F スペース オーにオープンさせている。

同スペースでは期間中、パナソニックビューティが東京マインドフルネスセンター センター長の長谷川洋介氏監修のもとで開発したマインドフルネスを採用した新・美容メソッド「Panasonic Beauty-Fulness 」を体験できる。

マインドフルネスとは、禅にルーツを持つ心を整えるためのメソッドのこと。「今」この瞬間に集中し、過去や未来に関する雑念から自身を解放することで、ストレスの軽減や集中力を高める効果があると言われている。同スペースでは、最新の美容家電を使用してケアする時間を利用し、マインドフルネスを行うことができるという。

期間中は、RF美容器を中心とした「egao(えがお)」コースと、導入美容器イオンエフェクターを中心とした「uruoi(うるおい)」コースから好きなコースを選べる。会場内は全席にリクライニングソファを設置。ゆったりとリラックスしながら体験できるという。

また、すべての体験席には、タブレットとハイレゾ対応インサイドフォンを設置する。モデルの水原希子さんが選んだ音楽を聴きながら、「Panasonic BeautyFulness」のメソッドムービーを視聴できる。新メソッドを体験した人には、スイーツコーナーにて「パナソニックビューティ オリジナル レインドロップケーキ」をプレゼントする。

同スペース入口には、スノードームをイメージしたフォトスポットも設置する。肌診断コーナーでは、スタッフが肌の状態を診断し、一人ひとりに応じた美容家電体験を提案。そのほか、「RF美容器」「導入美容器 イオンエフェクター」「ヘアードライヤー ナノケア」「スチーマー ナノケア」「目もとエステ」などの最新美容家電を無料で体験できる。

営業時間は11:00〜21:00(17日のみ20:00まで)。

12月25日まで、表参道ヒルズの外壁・ストリートバナー・ビルボード・館内コルトン・館内ボードは、水原希子さんを起用したビジュアルで彩られる。また、12月14日からは「Panasonic Beauty」公式サイト上にて、自宅で「Panasonic Beauty-Fulness」が体験できる動画コンテンツを公開している。
(フォルサ)

小規模企業の多様な働き方を支援するシンプルなフルカラー複合機「DocuCentre C2000」発売 – 共同通信PRワイヤー (プレスリリース)

2017年12月18日

富士ゼロックス株式会社

小規模企業の多様な働き方を支援するシンプルなフルカラー複合機「DocuCentre C2000」発売

直観的な操作性や基本機能の充実により業務を効率化
クラウドやモバイル端末との連携も提供

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:栗原 博)は、直観的なユーザーインターフェイスを施した操作パネルを搭載し、モバイル端末やクラウドサービスとの連携を低価格で実現する、小規模企業向けのシンプルなフルカラー複合機「DocuCentre C2000」を、2018年1月15日より日本で発売します。

中小規模企業は日本企業数の99.7%を占め、雇用全体の約7割を生み出し、イノベーションの担い手として重要な経済主体となっていますが注1、人材確保は厳しい状況が続くことが見込まれ、「生産性向上」や「働き方改革」といった課題に直面しています。

DocuCentre C2000は、そのような課題に対し、「直観的でシンプルな操作」「モバイル・クラウド連携」「画質の高さ」「基本機能の充実」を通じ、多様な働き方を通じた業務効率化を支えるA3フルカラー複合機のエントリーモデルです。

分かりやすいアイコンで表示するシンプルな操作パネルを当社のA3複合機ラインナップで初めて搭載し、直観的な操作が可能となり、お客様の業務効率化を支援します。さらに、複合機とクラウドサービスをつなげる「Cloud Service Hub」注2を通じて、当社の小規模オフィス向けの複合機では初めて複数のクラウドサービス注3との連携が可能になった他、モバイル端末への対応により、オフィスの外からの業務の幅を拡げ、お客様の柔軟で多様な働き方を支援します。

直感的な操作感
操作パネルは、わかりやすい表示アイコンと配色を施すことにより、直観的なユーザーインターフェイスを実現しました。また、よく使う機能や設定を記憶しアプリとしてアイコン化する機能を搭載しました。これにより複数の設定作業を次回以降省略し、スムーズに必要な業務を行えます。

モバイル・クラウドサービスに対応
無線LANキット注4を使用することにより、iOS端末およびAndroid™端末から直接プリントすることが可能です。また、NFC注5機能搭載のAndroid™端末をDocuCentre C2000の操作パネルにあるNFCマークにかざすことで、プリントすることができます。
また、「Cloud Service Hub」の利用により、DocuCentre C2000でスキャンした文書をお使いのクラウドストレージに格納し、モバイル端末上でスキャン文書を確認したり、外出先や、本社と支店間で情報を共有したりすることが可能になります。

高画質出力を実現
画像処理カラーレジストレーション補正技術「IReCT®」(アイレクト)や、文字の縁取りを行うことで輪郭のガタツキを抑えるエッジエンハンス処理により、従来上位機種で提供していた1200×2400dpiの高精度な画像補正を実現しました。これにより色ずれの少ない高品質のプリント画像を提供します。

USBメモリーからの出力・スキャン格納に対応
USBメモリーキット注4を装着することで、PCを経由することなくUSBメモリーにスキャンした文書を格納したり、USBに格納したデータをプリントしたりすることが可能です。PCを利用できない環境でも業務の効率化を支援します。

さまざまなスキャン方法に対応
お客様の利用環境や使い方にあわせて、スキャンデータをネットワーク経由でPCやサーバーに保存することができるネットワークスキャン(SMB/FTP 注6)に加え、メールに添付して送信することや、スキャンデータを当商品が接続されているコンピューターに送信するWSD注7スキャンといった、さまざまなスキャン機能に対応しています。文書をその場ですぐに送ることができるので、文書の保管および共有の効率化を支援します。

セキュリティ文書の扱いも可能
PCからのプリント文書やファクス受信文書をDocuCentre C2000に印刷ジョブとして蓄積し、出力時に入力が必要な暗証番号を付与することで、機密文書の保護や放置プリントを防止します。

注1 中小企業庁調査室「2017年版中小企業白書」調べ
注2 クラウドサービスとの連携には別途「Cloud Service Hub」の契約が必要です。
注3 Box®, Dropbox®, Evernote®, Google Drive™, OneDrive®, SharePoint® Online、富士ゼロックス Working Folder
注4「無線LANキット」および「USBメモリーキット」は、オプション商品です。
注5 NFC(Near Field Communication)、近距離無線通信
注6 Server Message Block、File Transfer Protocol
注7 Web Services on Device

【標準価格】
商品名 標準価格(税別)
DocuCentre C2000 CPS-1T 735,000円
DocuCentre C2000 CPFS-1T 795,000円
DocuCentre C2000 CPS-2T 825,000円
DocuCentre C2000 CPFS-2T 885,000円
DocuCentre C2000 CPS-2TS 795,000円
DocuCentre C2000 CPFS-2TS 855,000円

・Xerox、Xeroxロゴ、およびFuji Xeroxロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。
・iPad、iPhone、iPod touch、AirPrintはApple Inc.の商標です。
・iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
・Androidは、Google Inc.の商標です。
・「Evernote」は、米国Evernote社の商標または登録商標です。
・Google Driveは Google Inc. の商標です。
・Dropboxは米国Dropbox, Inc.の商標または登録商標です。
・OneDrive and SharePointは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
・Boxは米国Box, Inc.の商標または登録商標です。
・プレスリリースに掲載されているサービス、商品名等は各社の登録商標または商標です。

航空写真家・チャーリィ古庄さんの「プリントを1000倍楽しむ! with Canon PIXUS XKシリーズ セミナー・体験会」レポート – デジカメ Watch

講師を務めた航空写真家のチャーリィ古庄さん。

12月3日、神保町にあるインプレスセミナールームにて、写真家・チャーリィ古庄さんによる「プリントを1,000倍楽しむ! with Canon PIXUS XKシリーズ セミナー・体験会」が開催された。

チャーリィ古庄さんといえば「世界でもっとも多くの航空会社に乗った人」というギネス認定を受けたほどの飛行機好きにして、航空写真の第一人者である。多くの著書や写真集を世に出す他、EOS学園を始めとした写真教室の講師としてご存知の方も多いはず。われわれが普段目にする、航空会社の広告や機内誌などでみる写真なども、実はチャーリィ古庄さんが撮ったものなのかもしれない。

撮影:チャーリィ古庄

撮影:チャーリィ古庄

撮影:チャーリィ古庄

参加者1人1人がPIXUS XK70/XK50を使用

チャーリィ古庄さんの話が直接聞けるのがこのイベントの特徴だが、参加者1人1人に用意されたプリンターを使い、自分の作品データを無料でプリントを体験できる点にも注目だ。

という訳で、当日会場に用意されたプリンターは、キヤノンの最新インクジェットプリンター「PIXUS XK70」と「PIXUS XK50」の2機種。参加者はどちらかを使用できた。

PIXUS XK70

PIXUS XK50

PIXUS XK70とPIXUS XK50は、ともに9月に発売されたばかりのA4複合機の上級機。新開発の「プレミアム6色ハイブリッドインク」によって高い写真画質を実現しながら、L判写真が1枚約12.5円という低ランニングコストを維持しているのが特徴である。

「僕自身、A3ノビ対応のキヤノンPIXUS PRO-10Sを使っていますが、大きさと重さを覚悟しなければなりません。PIXUS XKシリーズなら小型で軽量なので、一般家庭にも導入しやすいでしょう」

気になるのはPIXUS XK70とPIXUS XK50の違い。

「有線LANの有無や前面パネルの大きさ以外、主な違いはほとんど差がありません。プリントそのものの実力は同じなので、今日はどちらを使っている方も安心してプリントを楽しんでください」とチャーリィ古庄さん。

画質についての紹介もあった。

「微妙な色合いが出せて黒の締まりがよい。淡いトーンも再現できるなど、繊細な航空機の写真表現にも十分使えます。いままでA4サイズのプリンターで発色の優れたものはなかったので、これは嬉しいプリンターが出ましたね」

プリントする意味を知る

セミナーが始まると、まずはチャーリィ古庄さんから「プリントする意味と価値」について説明がされた。

「最近はカメラの液晶モニターやPCで鑑賞して終わりという人が多いのですが、写真はあくまでプリントすることで記録として残すものです。プリントすることでじっくりと作品と向き合うことができます」

「またプリントした作品は、人に贈ると喜ばれます。ある航空会社からの依頼で撮影した写真を大きくプリントしてプレゼントしたところ、喜んだ会社の方が額装され待合室に飾られました」

「フォトコンテストなどでは今でもプリントでの応募が主流です。となると、自分でプリントを仕上げる技術がなければ入賞は難しいですよね。また、自分で納得のいくプリントができるようになれば、将来的に写真展を開催する時などにも活かせます」

例としてチャーリィ古庄さんは、過去にフォトコンテストで審査員を務めたときの話や、過去に写真展を開催した経験を披露。参加者は納得の様子だった。

航空機の撮影で意識すべきことは?

では、そのような美しいプリントを自分で作り出すために、撮影時に気をつけなければいけないことは何だろうか?

最も大切なことは「適切な露出で撮ること」ということだ。これは、デジタルなので後からトリミングや画像調整をすればいいというものでなく、コントラストや階調を完全に記録できるように撮影時の露出設定を慎重に行うということである。さらに、後々ポスターや大判プリントにすることを想定して、より画質の高いRAWを同時保存しておくとよいとのこと。

撮影:チャーリィ古庄

撮影:チャーリィ古庄

航空機にどのように光が当たるかを把握しておくために、飛行機が飛ぶ時間の太陽の位置(あわせて季節、光の強さ、時間帯、地形なども)は常に調べておく必要がある。

現場に到着したらテスト撮影(この場合は飛行機が来る前にシャッターを切り液晶モニターやPCで露出や構図を確認すること)を必ず行うことも、チャンスを逃さないための大切な行為だ。テスト撮影の際には、手ブレ、被写体ブレ、被写界深度、色温度などについても、慎重に検討する。飛行機や背後の雲などが白飛びを起こさないよう、ほとんどの場合「高輝度階調優先」をONにして撮影するそうだ。

用紙による写真表現の違いとは?

セミナー会場には、あらかじめチャーリィ古庄さんが撮影し、PIXUS XK70/XK50で出力したプリントサンプルが机上に並べられていた。ここまで座学で学んだことを、プロのプリントを通して直に確認できるという訳である。

プリントサンプルでは、使用するプリント用紙の違いで写真の表現が変わることについても説明があった。今回使われたプリント用紙は、キヤノン純正の「光沢 プロ[プラチナグレード]」と「微粒面光沢 ラスター」の2種類。

「プラチナグレードは黒のしまりが良いキヤノン純正用紙の最高峰です。一方、ラスターは微粒子感があり、落ち着いた雰囲気で照明の影響を受けにくいことが特徴です」と、チャーリィ古庄さん。これら2種類の用紙は続くプリント体験会で実際に使用することになる。

チャーリィ古庄さんの作品をプリントする

そしていよいよプリント体験会が始まった。PIXUS XK70/XK50はPCに接続してもプリントできるが、今回は気軽にプリントを楽しんで欲しいという趣旨のもと、SDカードスロットを介して、PCなしでのプリントをしてもらうことになった。

普通のプリント体験会ならさっそくここで参加者各自が持ち寄った画像をプリントするところであるが、本セミナーはまず初めに、講師であるチャーリィ古庄さんが撮影した作品画像データをプリントする。という訳で、PIXUS XK70/XK50にはチャーリィ古庄さんが撮影した画像データの入ったSDカードが挿入されていた。

SDカードからプリントする場合、PIXUS XK70/XK50は本体全面の液晶ディスプレイで気に入った写真を選び、指示に従って設定するだけでプリントできる。タッチで直感的に操作できるので取扱説明書など見なくても大丈夫だ。

今回のセミナーはチャーリィ古庄さんのファンが多く参加していた。それだけに憧れの写真家が撮影した画像を自分の手でプリントできるというのは、実にインパクトの強い経験となったのではないかと思う。事実、出力されたプリントを細部まで注視する人が多く見られた。

出力したチャーリィ古庄さんの作品プリントは、各自持ち帰ることができた。これもよい記念となったに違いない。

作品プリントの講評で1枚を選ぶ

存分にプリントを楽しんでもらったところで、各自、2Lサイズのプリントから3枚ほどの作品を選び講評会が始まった。講評会とはいっても難しいものではなく、皆で作品が並んだ机を囲みアドバイスや感想をもらうというもの。この中から「今日の1枚」を選ぶのである。

チャーリィ古庄さんのアドバイスを聞いた撮影者が1枚を写真が選ばれると、自然に拍手が起こった。

お気に入りの1枚を選んだ参加者には、運営サイドからフォトフレームがプレゼントされた。これは、写真をプリントして飾ったり贈ったりする楽しさを体験してもらいたいという意図を込めたものだ。

フォトフレームを受け取ると参加者の方々はさっそく写真を入れ、この日のセミナー・体験会を通してカタチとなった自身の作品を実感していた。

参加者の声

小丸晋太郎さん

これまでお店プリントしか経験がなかったので、プリンターで何ができるのか知りたくて参加しました。

自分でプリントすることにトライしてみたかったので、用紙を変えたり、設定を変えたりして、プリント表現が変わることが刺激でした。モニターとお店プリントの結果が違って、その都度注文を繰り返すこともあったので、自分でプリンターを設定できることは大きな魅力ですね。

特に用紙の違いで背景色が変わるのが楽しく、これからの撮影ではプリントを見越してカメラの設定を考えるようにしたいと思いました。

古田佑一さん

EOS学園でチャーリィ古庄先生の講座を受講していますが、プリントについて改めてお考えを知れて楽しかったです。美しいプリントを目指した撮影の意識など、先生のお話がとてもためになりました。これまでの撮影会で撮った写真が、今日プリントになったことに感激です。

PIXUS XK70/XK50は画質もよいことが実感できましたので、非常に魅力的な商品だなと思いました。

松本和樹さん

チャーリィ古庄さんの作風が以前から好きで、何度かイベントなどでお話を伺っていました。でも撮り方やプリントの仕方を聞けたのは今日が初めてで嬉しかったです。

プリンターは自宅にあるものの、どちらかというと特に志向もなくお店プリントにだすことが多かったので、今日はプリントのワークフローを体系的に教えてもらえて役立ちました。

用紙の違いなど、自分でも驚くぐらいハッキリした違いが分かりましたので、これは自分で挑戦しなければと思いました。今日帰ったらさっそくやってみます!

相馬聖子さん

普段はどちらかというと撮るだけで終わってしまっていましたので、今日は先生を始め皆さんの作品を間近で見ることができて嬉しかったです。今日の体験会では、自分でプリントすることで気づくことがとても多く、驚くとともにとても参考になることばかりでした。

いま使っているプリンターと比べるとPIXUS XK70/XK50はすごくコンパクトで静か、クオリティも全然違いますので、これなら自分の家でプリントしてみたいと思いました。

松本浩幸さん

いつもチャーリィ古庄先生のブログなどを楽しく拝見していますので参加できてよかったです。正直、PCでの画像調整は苦手ですので、今日の先生のお話のように撮影段階でしっかりとしたカメラ設定をして、ほとんど調整の要らない写真を撮るといった話には聞き入ってしまいました。

PIXUS XK70/XK50は初めて体験しましたけど、高機能なわりにコンパクトでスタイリッシュなので気に入りました。それと、光沢紙しか使ったことがありませんでしたので、ラスターの落ち着いた表現に興味がでました。

和田健一郎さん

プリントはほとんどしたことがなく、撮って満足するかSNSなどにアップするかという程度でした。でも、SNSでは綺麗に見えていた写真が、プリントしてみたら満足できるシャープさがなかったりしたので、いろいろと気づかされる体験会になりました。デジタルなので写真はあとで調整すれば何とかなるだろうと考えることもありましたが、お話を聴いて襟を正しました。

ちょうどプリンターを買い替えようか迷っていましたので、今日の体験会でPIXUS XK70/XK50に興味が出ました。

制作・協力:キヤノン

6年ぶりV目指す有村智恵「藍さんが引退してからどう盛り上げるか」 – ゴルフダイジェスト・オンライン

有村智恵が17日(日)、東京・新宿の小田急ハルクで21歳の高橋恵、20歳の大出瑞月とともにウェア契約を結ぶニューバランスのファンイベントに参加。サイン会を実施するなどファンと交流した。

今季は賞金ランク58位と来季の賞金シード(50位以内)を逃したが、最終予選会(QT)を8位とし出場権を確保。「この前は(愛媛県)松山に行って、近々地元の熊本に戻る予定もある。仕事だけではないですが、分刻みのスケジュール」と再起を誓う30歳は来季に向けて今オフも多忙を極める。

「今季は上半身の力が強すぎたのが課題だった。旅行などは行かないけど、ゴルフでやりたいことがある。いまは(ゴルフが)リフレッシュになっています」。2012年「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」以来、14度目の優勝に向けてのトレーニングでは、バランスいい体作りに重点をおいている。

9月に現役引退した東北高校の先輩・宮里藍さんとも頻繁に会っているといい、「藍さんが引退してどうやって盛り上げていくかを考える。QTが終わったあともすぐにメールをもらったりした。でもゴルフの話もしないし、わたしが『最近、何やってるんですか?』って質問攻めにしている感じですね」と笑顔で明かした。

NEC、ナノチューブでセンサー – 日本経済新聞

 NECは炭素原子が筒状につながったカーボンナノチューブを使ったシート状のセンサー=写真=を開発した。半導体の性質を持つナノチューブを選び、印刷技術で作る。シリコン製半導体を使う既存品よりも安くなるという。商品や部品の下に敷いて重さや形を把握できればコンビニエンスストアなどの在庫管理やマーケティングに役立つ。数年後の実用化を目指す。ナノチューブを製造する際、金属のように電気をよく通すタ…

一から作り上げた”反転”する掃除機-東芝 コードレスクリーナー「VC-NXシリーズ」(前編) – マイナビニュース

東芝ライフスタイルから今秋発売された、キャニスター型のコードレスクリーナー「VC-NXシリーズ」。コードレスタイプの掃除機でありながらキャニスタータイプの吸引力を維持させるために、新たにモーターとバッテリーを開発したというメーカー渾身の新製品だ。

また、”ダブルフェイススタイル”と名付けられた、本体を裏表反転させても掃除ができる斬新な仕様を採用し、これまでになかった掃除スタイルを提案する商品としても注目を集めている。そこで今回は、本製品のデザインを担当した、東芝 デザインセンター デザイン第二部 家庭電器システム担当参事の山内敏行氏に新製品開発の背景からプロセス、秘話などを伺った。

最初にこの製品が開発される契機を訊ねたところ、出発点はコードレススティッククリーナーの不満点の解消にあったという。山内氏は次のように説明する。

「TOSHIBAのコードレススティッククリーナーは、他社製品に比べると軽いほうなのですが、それはあくまでカテゴリーの中での話。特に手元荷重に関しては、掃除機全体として見た場合、まだまだ十分に軽いとは言えません。しかし、どんな掃除機であれ、やはり使い勝手がよいのが最良。そこでコードレスクリーナーでありながら、軽くて使いやすい製品の開発を目指そうということになりました」

さらに、コードレススティッククリーナーのもう1つの難点は、”運転時間の制約”だ。バッテリーで駆動するため、コードありの掃除機に比べて連続して運転できる長さにはどうしても限界がある。しかし、「ユーザーの満足度を上げるためには、長時間運転も必須の要素」と山内氏。

とはいえ、運転時間を長くするためにはそれだけ大容量バッテリーを搭載すれば克服できるが、そうすることで今度は手元が重くなり操作性を阻害してしまう。そこでこの問題をクリアするために、手元が重くならないキャニスター型のコードレスクリーナーとして、「ハイスピードDCモーターHD45」という新型モーターと大容量バッテリーが新たに開発されたのだという。

  • 新開発の「ハイスピードDCモーターHD45」。マグネットの4極化で効率とトルクを高め、最大回転数12万rpmを実現し、高い吸引力を実現

  • 従来のモーター「HD25」と新モーター「HD45」の構造の比較

一方、”ダブルフェイススタイル”と呼ばれる新製品の特徴的なフォルムはどういった経緯で生まれたのだろうか。

実を言うと、本体が転がるようなスタイルの製品は、60年前にすでに存在していたことが新製品発表会の席で明かされている。しかし、当然ながら当時はコード式の掃除機だ。今回そのスタイルが改良されて再びリバイバルされたとも言えるが、山内氏はその理由を次のように話してくれた。

「今回まず、キャニスタータイプとスティックタイプの両方の問題を解決しようと考えた時、両方の良さを持った形の商品として、本体がひっくり返っても使えるスタイルというのが浮かび上がりました。そして、ひっくり返るスタイル自体は、以前から技術部門のほうでも実現したいという声があったものでした。それが今回、コードレス化によってうまく実現できるよねということで話が進んでいきました」

  • ホース部分が移動し、本体の表裏がひっくり返る仕組みの”ダブルフェイススタイル”

  • “ダブルフェイススタイル”の原型となった60年前の製品(左)。新製品と形は似ているものの、コード式でかなりの重量がある

技術とデザイン部門の意見が一致したとはいえ、製品化に至るまでの開発プロセスが容易ではなかったことは想像に難くない。山内氏によると、掃除機の通常の開発期間に比べると長い期間を要したとのこと。

「通常、掃除機の開発期間というのはだいたい1年ほどですが、この製品は本当にゼロからすべてブランニューで作ったという商品で、2年ぐらい前から構想自体は練り始めました」と山内氏。具体的には、モーター、バッテリーの開発に始まり、本体の機構・設計、ブラシヘッドや延長管など付属品を含めてすべて新規に一から開発が進められたといい、開発プロセスについて次のように明かした。

「通常は本体と同時進行で各パーツの開発を行い、最終調整が図られるのですが、今回はそれをするのが難しかったのです。というのも、まずモーターが変わるだけでも吸引力の違いからブラシヘッドや延長管の操作性や強度などすべてに影響してきます。さらに今回は、本体がひっくり返る機構や、本体を手に持ったときホースの向きに追従する可動式ハンドルなど従来の掃除機にはなかった仕様が取り入れられ、強度の問題など新たに検討・検証すべき項目が多岐にわたりました。技術部門としては掃除機としての性能がしっかり出せなければなりませんし、中途半端な製品は作りたくないという思いがデザイン担当者にもありました。そこで、今回は毎回試作機を作ってはテストを繰り返すという工程を通常とは比べ物にならないくらいに重ねましたね」

VC-NXシリーズは丸みを帯びた外観上のデザインも特徴的だ。このフォルムは、モーターやバッテリーなど今回新たに開発された部品を本体内に収めるために必然的に導かれたものなのかと思いきや、実態はその逆なのだという。

「実はこの商品は形が先行です。デザイン部門のほうで、こうしたいというのを最初に絵で描いて、バッテリーはその形に合うように技術部門のほうで考えてもらいました。その結果が、モーターの周りを一周してバッテリーセルを並べるという独特な形状につながったんです」

山内氏によると、本製品はスケッチ段階ではさまざまな案が検討されたとのこと。そして初期の段階ではボールのような球体のイメージだったそうだ。

「コードレスということで、最初はどこにでも持っていける、球体のものをぼんやりとイメージしていました。ところが、例えば持った際の重心バランスだとか、それを掃除機として考えた場合にそのままでは使い勝手がよくありませんでした。デザインも大切ですが、生活家電というのは眺めるためのものではないので、使い勝手のよさも両立していなければそれはいいデザインとは言えません。デザインで使い勝手のよさも具現化する必要があります」

そこで最終的に採用されたのが、球体をUの字にカットしたような現在の形だ。さらに、”ダブルフェイススタイル”という特異な機構の操作性を向上させるために、可動式のハンドル部分やホースの位置が動く仕組みが採り入れられたのだという。

しかし、ここでも従来の掃除機にはない工夫が必要だったと話す。「本体がひっくり返る構造もあるので、従来よりも強度が必要です。そこで、傷が付きにくい性質の高硬度なUV塗装を本体の一部に施しています」と山内氏。

従来のスティッククリーナーの弱点や不満点を解消することを第一に、開発が始まった「VC-NXシリーズ」。前半は本体部分の開発プロセスや秘話を伺った。後編では一から作り上げた製品ゆえに生じた、本体以外の部分についてのこだわりや苦労話を語っていただく。

NEC・日立・富士通、「サイバーセキュリティ人材育成」を開始 – ICT教育ニュース

日本電気(NEC)、日立製作所(日立)および富士通は14日、実践的なスキル・ノウハウを持つセキュリティ技術者の育成を目的として、サイバー攻撃に対する防御などの訓練を行うための演習基盤システム(サイバーレンジ)を含む教育プログラムの確立を視野に入れた「サイバーセキュリティ人材育成スキーム策定共同プロジェクト」を発足し、活動を開始した。

サイバーセキュリティ人材育成スキーム策定共同プロジェクト

サイバーセキュリティ人材育成スキーム策定共同プロジェクト

本プロジェクトは、IT・セキュリティベンダーの豊富な知見を集結し、サイバー攻撃に対処するセキュリティ技術者の能力向上、および人材不足の改善を目指して取り組むもの。

具体的には、セキュリティ人材モデルの定義や人材育成シラバスの作成を行うとともに、サイバーレンジと連携するインターフェイスの共通化や演習の運用方法などを策定する。これにより、3社は本プロジェクトの成果を私用した教育プログラムを確立し、実践的なスキル・ノウハウを持つセキュリティ技術者の育成を強化する。

本プロジェクトは、今後、日本のIT・セキュリティベンダーにおけるセキュリティ人材の育成活動と連携。また、本プロジェクトの成果は、将来的に教材作成ガイドラインの一部を公開するなど、政府機関や企業が推進するセキュリティ技術者の育成にも還元し、日本におけるセキュリティ人材不足の解決に貢献していくという。

【起債評価】待ったかいあった1bp、運用難象徴のクレセゾン3年債 – ブルームバーグ

先行案件よりも1bp高い表面利率を付けたクレディセゾン3年債に、発行額の4倍に相当する投資家の資金が集まった。歴史的な低金利下での運用難を象徴する案件になった。

  クレセゾン債300億円(格付けR&IでA+)の発行条件は12日、利率0.09%で決まった。主幹事によると、年金を扱う投信投資顧問や信託銀行を中心に約1200億円の需要が集まった。同じ年限・格付け・額で11月末に起債した日立キャピタル債の利率は0.08%で、需要倍率は発行額の1.8倍だった。年間で最も起債額が多く需給が軟化しがちな12月だが、利率水準が低く1bpの違いが需要の大きな差を生んだ。

  日本銀行の社債買い入れ(日銀トレード)狙いに加えて、運用残高の積み上げが遅れている複数の投資家も12月以降、余資運用で3年債を購入している。クレセゾンに先行した銘柄の最終需要も、0.04%のホンダファイナンスは1.7倍、0.05%の大和ハウス工業が2.2倍、0.06%のコニカミノルタは発行額が100億円と少なく4.6倍に達した。クレセゾンは発行が大きく倍率も高く、投資家の運用難を端的に示している。

  クレセゾン債を購入したある投資家は、先行案件を買おうと考えたとしながら、需要の衰えや投資家の意向が反映された先行プラス1bpは投資妙味があり待ったかいがあったと語った。別の金融機関の債券運用担当者は0.09%の利率について、クレセゾンを含むA格以上の銘柄は日銀トレードで利益が確保できるため、官製相場で適正水準を失い正当性を説明するのは難しいと話した。

投資家 中央投資家(85%) 地方投資家(15%)
3年債 生保、損保、信託、投信投資顧問、中央公的 地銀、系統下部、諸法人
需要調査のレンジ推移(発行額、億円)
12月6日 ソフトヒアリング(100程度)
12月7日 0.08%ー0.10%
12月8日 0.09%ー0.10%
12月11日 0.09%     (300)

東芝エネルギーシステムズ、CO2回収設備が起工 – 電気新聞

三川発電所に併設された東芝のCO2分離・回収パイロットプラント
三川発電所に併設された東芝のCO2分離・回収パイロットプラント

◆50%超の回収は国内初

 東芝エネルギーシステムズは15日、シグマパワー有明三川発電所(福岡県大牟田市、出力5万キロワット)で大規模二酸化炭素(CO2)分離・回収設備の起工式を開催した。東芝エネルギーシステムズの小西崇夫取締役火力・水力事業部長ら関係者が出席。来年2月に建設工事を開始し、2020年夏に実証試験を開始する計画だ。火力発電所が排出するCO2の50%以上を回収できる国内初の設備になるという。
 この設備は環境省の「環境配慮型CCS実証事業」に採択された事業の一環として建設するもの。設…

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