これまでの常識を覆す進化macOS High Sierraが登場

コピーが瞬時に終わる新ファイルシステム&英語と日本語をシームレス入力

2017年09月26日 02時15分更新

文● 吉田ヒロ

 アップルは日本時間の9月26日2時(25日26時)に、新OSとなるmacOS High Sierraをリリースしました。バージョン番号は10.13で、Mac OS X、OS Xから現在のmacOSまで続く14番目のメジャーバージョンアップとなります。利用できるMacは意外にも幅広く、Late 2009以降のMacBookとiMac、Mid 2010以降のMacBook ProとMac mini、Mac Pro、そしてLate 2010以降のMacBook Airとなります。

ファイルコピーが瞬時に終わる新ファイルシステムAPFS

 まず注目したいのが、従来のHFS Plusと後継となる新ファイルシステムを採用したこと。これは、Apple File System(APFS)と呼ばれており、無駄な重複ファイルを発生させず、ストレージの空き容量も圧迫しない新世代のファイルシステムです。現在のMacの内蔵ストレージとして主流となりつつあるSSDや、iOSデバイスのフラッシュストレージに最適化されているのが特徴で、iPhoneやiPadではすでにiOS 10.3で導入されています。


macOS High Sierraは新ファイルシステム「Apple File System(APFS)」を採用

 ユーザーにとって最もわかりやすい変化が、ファイルコピーの超高速化でしょう。ギガバイトクラスのファイルを同一ボリューム上で複数同時にコピーしても瞬く間に終了するのに驚くはずです。

 実はこれにはカラクリがありまして、ZFSなどのファイルシステムに備わっているコピーオンライトという機能が使われています。コピーが瞬時に終わるのではなくて、コピーしているのはファイルの種別や場所などを示すメタデータだけで、ファイルの実体はコピーされないのです。

「ディスクユーティリティ」ではフォーマット時にAPFSを選べるようになっています

 でも心配は無用です。コピー元、コピー先のいずれかのデータが改変されるタイミングで初めてコピーが作られます。SSDやフラッシュストレージは同じ記憶領域に書き込める回数に限度があり、一般的には書き込みや書き換えの発生が少ないほどパフォーマンスが落ちず、ストレージとしての寿命が伸びます。APFSを採用することで、ユーザーに意識させることなく無駄な書き込みや書き換えを減らせるわけです。ファイルの実体はコピーしないので、クラッシュ時のデータ損失も最小限に抑えられますね。

 APFSには、ファイルシステムレベルでの暗号化という特徴もあります。従来のHFS Plusでも暗号化は可能でしたが後付けの機能でした。ネイティブサポートにより、より強化な堅牢性を獲得したわけです。

 スナップショット機能もAPFSの見逃せない機能でしょう。macOSにはTime Machineと呼ばれる自動バックアップ機能が備わっていますが、簡単にいうとこれまでOSが提供していたTime Machineの機能がファイルシステムレベルでサポートされるということです。これによってTime Machine利用時の処理の高速化を期待できます。

 なお、MacBookなど起動ディスクがSSDのマシンでは、macOS High Sierraにアップグレードすると自動的にHFS PlusからAPFSに変換されます。外付けのハードディスクなどはHFS Plusのままですが、「ディスクユーティリティ」を使うことでデータを消去せずにAPFSに変換可能です。一方、iMacを中心に採用されているハードディスクとSSDのハイブリッドストレージであるFusion Driveについては現在のところAPFSには対応していないようで、アップグレード時にも変換されませんし、「ディスクユーティリティ」でもいまのところ変更できないようです。


使用中のストレージはデータを消去することなく、HFS PlusからAPFSに変換可能です

APFSはmacOS Sierra以下のOSでは認識しないので共有ストレージのファイルシステムの変更は注意しましょう

画質はそのままで容量を最大で40%縮小

 新しいビデオ圧縮技術である「HEVC」(High Efficiency Video Coding)のサポートも目玉でしょう。HEVCはH.265とも呼ばれるファイル形式で、現在普及しているH.264の後継です。HEVCの特徴は、同じ画質を保ったままでH.264に比べて最大40%の高効率でビデオを圧縮できること。HEVCは、すでにiPhone 8シリーズで、4K/60fpsやフルHD/240fpsのビデオ撮影のフォーマットに使われています。Macでは、第6世代以降のCoreプロセッサーを搭載したマシン、具体的には2016年以降にリリースされたMacの多くがハードウェアレベルの再生支援機能を備えており、CPUに大きな負荷をかけずにHEVCビデオを快適に再生可能です。

iPhone 8 Plusでは4K/60fpsの動画はHEVCで記録されます

iPhone 8 Plusで撮影したフルHDで240fpsのスローモーション動画もHEVCで記録されています

 前述したようにmacOS High Sierraは、2009年にリリースされたMacBook(Late 2009)など古いマシンでも使えるのが魅力です。一方で、HEVC(H.265)をスムーズに再生するためのハードウェア支援機能を利用できるのは第6世代以降のCoreプロセッサーを搭載したMacです。Macの買い替えタイミングを決めかねていたユーザーにとっては、HEVCの対応が強力な後押しになるでしょう。

当たり前を覆した新しい文字入力方法

 macOS High Sierraでは、英語と日本語で入力方法を切り替えるという当たり前だった操作方法を見直し、ユーザーの手間を省き、より高速かつ正確なタイピングを実現する技術も追加されています。これまで日本語入力時は「ひらがな」、英語入力時は「英字」もしくは「U.S.」への切り替えが必要でしたが、日本語の中で英単語を使う場合は文字の入力方法を切り替える必要がなくなりました。実際に使ってみると最初はちょっと戸惑いましたが、すぐにそのメリットを享受できました。これまではタイプミスとして認識されていた英字入力がそのまま認識されるので、文字の入力スピードは確実に上がるでしょう。そのほか、タイプミスを自動修正する校正機能も備わっています。





「あっpれ」で「Apple」は初歩レベルですが、「すっぽrt」で「support」などと認識してくれます

VRコンテンツに本気で対応

 WWDC 2017で発表済みですが、macOS High SierraによってアップルがMacをVRコンテンツの開発環境として本気でサポートする意気込みも伝わってきました。アップル独自の3DグラフィックAPIであるMetalを進化させてMetal 2とし、GPUをより効率的に使えるAPI群を用意。実際には、VRの開発環境のSteam VRやUnity、Unreal EngineがMeta 2に最適化することで実現します。つまり、これまでの開発環境を変えることなくMacでVRコンテンツを制作できるわけです。なおMetal 2は、VRコンテンツの開発だけでなく音声認識や自然言語処理などにも使えます。

VRに最適化したアップル独自の3DグラフィックAPIのMetal 2を、Steam VRやUnity、Unreal Engineがサポートすることにより、MacでVRコンテンツの作成が可能に

Thunderbolt 3を搭載するMacBook Proなどは、macOS High Sierraにアップデートすることで外付けのGPUボックスを利用可能になります

Safariやメール、写真などの付属ソフトも使いやすく

 macOSに付属するソフトも改良されています。Safariでは、音声が自動再生されるコンテンツが埋め込まれたページを検知して自動再生を止める機能が加わりました。これまでもFlashコンテンツの自動再生を抑制する機能が組み込まれていましたが、macOS High Sierraではユーザーが意図しないコンテンツの再生を徹底的にブロックするわけです。

音声を含むコンテンツがあるウェブサイトの自動再生を細かく設定可能です

 また、「Advanced Tracking Prevention」という仕組みによって、ウェブブラウズ中にユーザーの閲覧履歴を基にしてしつこく表示される同じジャンルの広告をシャットアウトする機能もあります。ウェブページで検索して肉の写真が掲載されているウェブページを見たあとに、肉の広告が延々と表示されることはなくなるわけです。

Cookieや閲覧履歴を基に表示される広告を遮断

 「写真」アプリでは、写真の整理、管理、編集がより簡単になっています。具体的には、サイトバーを備えた新しいUIが採用され、各種補正ツールやエフェクトが使いやすくなりました。写真の色み調整程度ならもう外部のアプリを使う必要はないでしょう。そのほかiOS 11と同様のLive Photosの編集機能も加わっています。

「写真」アプリでは、サイドバーで写真の種類や撮影地、人物などで写真を選びやすくなりました

Live Photosの編集機能も改良。ループやバウンスなどiOS 11と同様の編集が可能になります

編集モードでは、色調補正やフィルターなどがより細かく実行できます

 macOS High Sierraは、macOS向けの「App Store」から無料でダウンロード可能です。業務に使っているユーザーはアプリやプリンタードライバーの対応を待ってのインストールが常識ですが、そうでない皆さんは今すぐアップデートしてその先進的なテクノロジーの数々に触れてみてはいかがでしょうか。



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iPhoneへの有機ELパネル搭載は2018年から本格化

Apple噂まとめ
第51回

Apple噂まとめ(3/19〜3/25)

3/21 次期iPhoneの最上位モデルは初代モデルがモチーフ?

韓国のETNewsによると、今秋に発売されると見られる次期iPhoneのプレミアムモデルは、初代iPhoneに似たフォルムになるそうです。具体的には、背面はエッジ部近づくについてカーブした形状になっており、ボディーの素材にはガラスが使われるとのこと。なお、前面の表示パネルには有機ELが使われるそうです。

3/23 アップルが独自のシェアリングサービスを模索?

EMSOneによると、アップルは中国で自転車のシェアリングサービスを運営しているofoに出資するかもという見方があるそうです。そのノウハウを吸収して、グローバルサービスに昇華させるのが狙いかと思われます。

3/24 インドでiPhone 6とiPhone 6sを生産

EMSOneによると、台湾ウィストロン社はインドでiPhone 6とiPhone 6sの生産を始めるそうです。インド国内でのiPhoneのシェアは全然ですが、利用者は増えているといううわさを以前紹介しました。圧倒的安価なAndroid端末がある中、価格設定など難しいところですが、中国に次ぐ市場としてアップルも注力していると思われます。

3/23 赤iPhoneはフォックスコンとペガトロンが製造

EMSOneによると、3月21日発表された(PRODUCT) REDのiPhone 7シリーズは、台湾のフォックスコン社とペガトロン社が製造を請け負うそうです。また新iPadも同様にこれら2社が担当になるとのこと。価格据え置きで内蔵ストレージ容量が倍増したiPhone SEについては、フォックスコンと台湾ウィストロン社が受注するようです。

3/24 フォックスコンのインド工場は交渉難航か

EMSOneによると、台湾フォックスコン社がインドでiPhoneを製造することについて、インド政府がiPhoneを特別扱いすることを拒否したことから、製造に暗雲が立ちこめているそうです。

3/24 iPhoneへの有機EL供給は2018年から潤沢に?

EMSOneによると、韓国LGディスプレイ社は2018年から、中国BOE社が2020年からiPhone向けの有機ELパネルの供給を始めるそうです。今秋には有機ELパネル搭載のiPhoneがプレミアムモデル的な位置づけで登場すると噂されていますが、2017年中は韓国サムスンディスプレイ社の独占供給になる見込みです。日本企業が名を連ねていないのが寂しい限りです。複数社の供給を受ける2018年以降は、プレミアムモデル以外のiPhoneにも有機ELが採用されると見ていいでしょう。



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この連載の記事

3月25日発売! iPad Air 2の後継機はシンプルな新「iPad」に

A9チップ搭載でバッテリー容量アップ、価格も引き下げ

2017年03月21日 22時45分更新

文● 南田ゴウ/ASCII編集部


 アップルは3月25日、9.7型の新「iPad」を発売する。CPUがA8X+M8モーションコプロセッサからA9+M9にアップデートされた。カラバリはシルバー、ゴールド、スペースグレイの全3色で、価格はWi-Fiの32GB版が税別3万7800円から。

3月25日発売の9.7型「iPad」

 「iPad Air 2」とスペックを比較すると厚さと重量が増したほか、全体的に価格が引き下げられている。

メーカー アップル
ディスプレー 9.7型液晶
画面解像度 2048×1536ドット
サイズ 約169.5×7.5×240mm 約169.5×6.1×240mm
重量(Wi-Fi版) 約469g 約437g
重量(Wi-Fi+セルラー版) 約478g 約444g
CPU Apple A9
+M9モーションコプロセッサ
Apple A8X
+M8モーションコプロセッサ
ストレージ 32/128GB 16/32/64/128GB
カメラ 800万画素(F2.4)
イン120万画素(F2.2)
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz)
Bluetooth 4.2
対応ネットワーク(Wi-Fi+セルラー版) LTE:バンド1/2/3/4/5/7/8
/12/13/17/18/19/20/25/26
/28/29/38/39/40/41
UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA
(850、900、1700/2100、1900、2100MHz)、GSM/EDGE
(850、900、1800、1900MHz)CDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B
(800、1900MHz)
4バンドGSM
LTE:1/2/3/4/5/7/8
/13/17/18/19/20/25/26
/28/29/38/39/40/41
UMTS/HSPA/HSPA+/​DC-HSDPA
(850、900、1700/2100、1900、2100MHz)、GSM/EDGE
(850、900、1800、1900MHz)CDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B(800、1900MHz)
4バンドGSM
バッテリー 32.4Wh 27.3Wh
バッテリー駆動時間 Wi-Fi:最大10時間/Wi-Fi+セルラー:9時間(セルラー)/10時間(Wi-Fi)
無線LAN IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
カラバリ シルバー、ゴールド、スペースグレイ
価格(税抜) Wi-Fi:3万7800円(32GB)/4万8800円(128GB)
Wi-Fi+セルラー:5万2800円(32GB)/6万3800円(128GB)
Wi-Fi:5万3800円(16GB)/6万4800円(64GB)/128GB(7万5800円)
Wi-Fi+セルラー:6万7800円(16GB)/7万8800円(64GB)/8万9800円(128GB)

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10.5型と12.9型の4つのiPad Proがまもなく登場

Apple噂まとめ
第50回

Apple噂まとめ(3/12〜3/18)

3/14 新iPadは新社屋で発表

EMSOne経由、DigiTimesリサーチによるとアップルは新型iPadを新社屋で4月に披露するとのこと。新型のサイズは10.5型になるそうです。3月から量産体制に入っているそうです。

3/14 フォックスコンの業績が過去最高

EMSOneによると、iPhoneの組み立てを請け負っている台湾フォックスコン社の2017年2月の売上高は、前月比16.14%減、前年同期比3.18%増の約1兆435億円(2895億8000万NTドル)で2月の歴代最高売上高を記録したとのこと。iPhone 7 Plusの需要増が牽引したようです。

3/14 アップルは今週に新製品を発表

MacRumorsによると、アップル3月20日から3月24日までの間に新製品を発表するとのこと。イベントをやるなら日本時間の3月21日か3月23日の午前2時とかですかね。発表されるとすると、12.9型もしくは10.5型の新iPad Pro、Kaby Lakeを搭載したiMacシリーズなどでしょうか。

3/14 アップルは4種類のiPadをテスト中

MacRumorsによると、アップルは本社のあるカリフォルニア州クパチーノ市や近隣のベイエリアで新型iPadのテストを実施しているとのこと。ウェブアクセス解析のログから、iPad 7,1、iPad 7,2、iPad 7,3、iPad 7,4という機種IDが発見されたことが根拠のようです。現行モデルのiDはiPad 6,xとなっていることから、7から始まるIDは新機種だと思われます。予想では、10.5型と12.9型のiPad ProのWi-Fi版とセルラー版の計4機種ではないかと考えられています。10.5型が出るとなるとサイズの近い9.7型はディスコンになって、安売りされるかもしれません。

3/14 10.5型iPad Proは4月、12.9型は遅れて登場

DigiTimesによると、アップルは4月にイベントを開催し、そこで新iPad Proシリーズを発表するとのこと。今週中になんらかの発表があるという噂もありますが、あんまりざわざわしてないので4月頭になるのが濃厚かも。

3/14 ペガトロンの業績は前月比減収で前年比減益

EMSOneによると、iPhoneの組み立てで知られる台湾ペガトロン社の業績が下降しているとのこと。2017年2月の売上高は前月比15.6%減、前年同期14.47%増の約2.7兆円(8752億3100万NTドル)だったそうです。また別記事では2016年の税引後純利益は前年比18.8%減の約715億5800万円(193億4000万NTドル)だったと報じています。iPhone 7 Plusの組み立てを手がけている台湾フォックスコン社とは対称的ですね。

3/16 iPhone 8はガラスボディーで金属フレーム

EMSOneによると、台湾キャッチャー社はiPhone 8向けの金蔵フレームとガラスボディーの受注を獲得したとのこと。ガラスと金属の組み合わせというと、iPhone 4/4Sあたりのデザインに近いのかもしれません。

3/16 iPhone 8でもホームボタンを用意

EMSOneによると、アップルが今秋にリリースすると見られるiPhone 8はフルスクリーン化が見送られ、従来同様ホームボタンが備わっているとのこと。透明フレキシブル圧力センサーの開発スピードが遅いことから見送られるだけで、将来的にはフルスクリーンになると見られています。

3/17 アップルが中国に2拠点の研究センターを開設

ロイターによると、アップルは中国の上海市と江蘇省蘇州市にR&D(研究開発)センターを開設するとのこと。すでに、北京市と広東省深セン市のR&Dセンターの開設を公表しているので、これで中国に計4拠点となりますね。なお、4拠点とも2017年内に稼働するそうで、アップルは中国での研究開発に約570億円(35億元)を投資するとのこと。わざわざ中国に作るというのは、中国でのニーズを汲み取りたい狙いもあるんでしょうね。

3/17 アップルが次期Apple TVをテスト中

MacRumorsによると、アップルは4Kの映像出力に対応したApple TVをテスト中とのこと。現行モデルはAppleTV5,xという機種IDですが、ウェブアクセスのログにアップルが未発表のAppleTV6,2という機種IDが記録されいたことが根拠のようです。搭載OSもアップルが未発表のtvOS 11.0で、この機器が利用しているIPアドレスはアップル本社があるクパチーノ近辺であることも確認されています。



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この連載の記事

直接続で15g ピクセラがiOS用テレビチューナー「PIX-DT350N」3月24日発売

2017年03月16日 11時00分更新

文● 南田ゴウ/ASCII編集部


 ピクセラは3月16日、Lightning接続のiOS用フルセグ/ワンセグチューナー「PIX-DT350N」を発表した。3月24日発売予定で、予想実売価格は1万2800円前後。

PIX-DT350N」

 PIX-DT350Nは省電力チューナーとCPUの採用によりLightning端子からの電源供給で動作するため、電源供給用の電池を内蔵していた前機種「PIX-DT350-PL1」から約50%の小型化を実現。重量も50%減の約15gと軽量で、充電せずに使えるためカバンに入れっぱなしでもすぐにテレビ視聴が可能だ。

前機種「PIX-DT350-PL1」(右)からサイズと重量が半減

 新たに視聴中の番組を手動録画できる“すぐ録”機能を搭載、録画番組は番組先頭へのジャンプや一時停止、順/逆スキップやシークといったトリックプレイ視聴が可能。番組視聴でパケットを消費しないほか、視聴中のBluetoothヘッドフォンでの音声再生にも対応する。

メーカー ピクセラ
サイズ 約47.8×31×9.1mm
(アンテナ・突起部除く)
重量 約15g
消費電力 230mW
受信放送 地上デジタルテレビ放送(ISDB-T)
受信チャンネル UHF 13~52ch
アンテナ ロッドアンテナ
インターフェース Lightning
対応OS iOS 9.3/10.0以降
対応機器 iPhone 7/7 Plus、iPhone 6s/6s Plus
iPhone 6/6 Plus、iPhone SE
iPhone 5s/5c、iPhone 5
iPad Pro(12.9/9.7インチ)、iPad Air 2、iPad Air
iPad mini 4/mini 3/mini 2
iPad(4th gen)、iPod touch(6th gen)
発売日 3月24日
予想実売価格 1万2800円前後(税抜)

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12型の新iPad ProはTouch Bar搭載で4月4日発売か

Apple噂まとめ
第48回

Apple噂まとめ(3/5〜3/11)

3/6 2017年は有機ELパネルのスマホ採用が進む年に

EMSOneによると、有機ELパネル搭載のスマホのシェアは2016年の23.8%から、2017年には27.7%にアップするそうです。この4ポイント程度の上昇は、iPhoneの一部のモデルが有機ELを搭載することを見込んでいるとのこと。

3/6 新iPad ProはTouch Bar搭載?

「気になる、記になる…」経由、中国の威锋网によると、新iPad Proシリーズが3月末に発表されるそうです。しかも、12.9型モデルにはTouch Barが搭載される可能性もあるそうです。Touch Barというのは、現行のMacBook Pro(2016)シリーズがキーボード上部に搭載する有機ELのタッチパネルのことです。まあ、iPadはもともとタッチパネルなので、画面の上部もしくは下部などをTouch Barっぽくすることはソフトウェアレベルで可能ですが、果たしてどうなることやら。そのほかのスペックとしては、現行の9.7型モデル並みになるようです。そのほか、磁石でiPad Pro本体に吸着するApple Pencil 2が付属する可能性もあるとのこと。

3/7 新iPhoneの3Dカメラ用検査装置を台湾メーカーが受注

EMSOneによると、台湾ファヴァイト社が次期iPhone向けの3Dカメラ用回折光学素子の自動光学検査装置を受注したそうです。同社は、パネル検査・試験装置を扱っている会社です。3Dカメラですか。

3/7 2019年にはすべてのiPhoneが有機ELに

iDownlload Blogによると、アップルは2019年までにiPhoneのすべてのモデルに有機ELを採用するそうです。韓国のサムスン電子社やインターフレックス社などが有機EL関連の設備投資を進めていることが根拠のようです。韓国のThe Bellというサイトのリポートです。

3/8 iPhoneの2017年モデルには有機ELは採用されない?

Macお宝鑑定団によると、2017年に登場すると見られるiPhoneには、Apple Watchなどと同様にプレミアムモデルが追加されるとのこと。現時は試作段階でさまざまな素材が検討されているほか、物理的なホームボタンがないプロトタイプも存在するようです。現時点で決まっているの基本スペックは、5.0型液晶、デュアルカメラ、ワイヤレス充電、Lightningコネクター――などとのこと。有機ELは使わないんですかね。

3/8 4月4日に新iPad Proが登場か

9 to 5 Macによると、アップルは4月4日にイベントを開催し、新iPad Proシリーズを発表するとのこと。場所は、アップルの新本社キャンパスである「Apple Park」にある「Steve Jobs Theatre」で開催されるとのこと。Steve Jobs Theatreは4月頭の時点では完成していないと思われるので違うとしても、Apple Parkのお披露目を兼ねてのイベントかもしれませんね。

3/10 有機EL版iPhoneは5.8型だが5.5型よりコンパクト

EMSOne経由、DIGITIMESリサーチによると、2017年に登場すると見られる有機ELパネル搭載のiPhoneは旗艦モデルとなるそうです。パネルサイズは5.8型になるものの、実際の大きさは現行の5.5型(iPhone 7 Plus)よりも小さくなる可能性があるそうです。

3/11 次期iPhoneのフラッグシップモデルは5.8型に

Mac Rumorsによると、2017年に登場すると見られる新型iPhoneには、有機ELを採用したプレミアムモデルが加わるそうです。エッジ部分はGalaxy S7 edgeほどの曲面ではなく、少し曲がっているいわゆる2.5Dになるようです。気になるのは、アスペクト比が18:9になるという点。新しいアスペクト比のiPhoneが出た場合は、アプリ側の対応が必要になりますね。



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