ペットの様子をスマホで確認 遠隔操作でおやつも(日経トレンディネット)

この記事は「日経PC21」2017年12月号(2017年10月24日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。なお、記事中の価格はすべて税込みです。

【関連画像】図1 ペット用の見守りカメラ「パウボ+」本体に、ネコ耳形ライトがセットになった製品。留守中のペットの様子を、外出先のスマホから確認できる。スマホは最大8台まで接続可能

 ペットを飼っていると、“留守番”中の彼らの様子がどうしても気になる。そこで使ってみたいのが「パウボフラッシュ」だ。ペット用のさまざまな機能を搭載したウェブカメラ本体に、ネコ耳形のライトがセットになった製品で、出先のスマホからペットの様子を確認できる(図1)。

 カメラ本体にライトを取り付けたら、ACアダプターを接続して設置する。バッテリー駆動ではないので、ACアダプターのケーブルにペットがじゃれつかないよう取り回しには注意しよう(図2、図3)。カメラ本体のWi-Fiへの接続は、専用のスマホアプリ「Pawbo Life」を使って簡単にできる(図4)。

 ライトは周囲が暗くなると自動で点灯する。かなりの光量なので、夜間、暗い部屋にいるペットの様子も、スマホの画面で確認できる。今回は小型犬用のケージの中に設置したが、その場合はむしろ明るすぎる印象だ。部屋の広範囲を照らすのにちょうどよいくらいだろう(図5)。

 スマホの専用アプリでは、ペットの様子をリアルタイムで確認できるだけでなく、カメラを遠隔で操作して、声をかけたり、おやつを与えたり、写真や動画を撮影したりできる(図6)。今回の犬は、飼い主の声が聞こえてくるカメラに当初は警戒していたものの、おやつが出てくることを知り自ら近づいてくるようになった。

(文/小野 幸伸)

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防水&耐衝撃性能や超広角レンズを継承しつつ、動画の手ぶれ補正を強化

 1位に挙げたのは、アクションカムの定番といえるGoProの最新モデル「HERO6 Black」だ。アクションカムといえば、ウインタースポーツやマリンスポーツ、マウンテンバイクなどのアクティブなスポーツの撮影に使うカメラ、という印象を持つ人も多い。だが、超広角レンズがもたらす独特な描写や、本体のみで水中撮影できる防水&耐衝撃構造、マッチ箱大の超小型軽量ボディーなど、一般的なデジタル一眼やスマホにはない魅力を多く備えており、普段の撮影でも思わぬ活躍をしてくれる。

 HERO6 Blackのレンズは約150度もの範囲を写せる超広角タイプなので、後ろに下がれない状況でも目の前の光景をワイドに写し取れる。超広角レンズ特有のゆがんだ描写になってしまうが、若年層にとっては「非日常的な雰囲気になる」「魚眼みたいで面白い」とインスタ映えする要素となる。何より、カメラがマッチ箱大ほどのサイズしかないのに、本体のままで水中撮影できることや、タッチ式の背面液晶でライブビュー撮影や再生ができるのはやはり便利。重くて高価な魚眼レンズや防水ハウジングが必要になるデジタル一眼からすれば、常識外れといえる手軽さだ。

 HERO6 Blackでは、4K動画撮影時にも電子式の手ぶれ補正機能が働くのがポイント。実際に撮影してみたが、歩きながら撮影した動画のぶれや揺れが明らかに軽減されたのが分かった。ぶれや揺れがひどいと、せっかく撮影した動画も見る気がしなくなるので、高画質の4K動画の実用性が高まったのは評価できる。

 昨今は、中国メーカーを中心に“GoProもどき”といえる格安アクションカムが続々と登場し、安いものは数千円程度で手に入るようになった。この夏は、ドン・キホーテがわずか5378円の格安モデルを発売したことが話題になった。だが、それらの格安モデルはレンズがGoProほど超広角ではなかったり、写真や動画の画質が低いなど、スペック的に満足いくレベルではない製品がほとんど。何より、防水性能や耐衝撃性能を確保するには付属の防水ケースに入れなければならないのは不便だ。HERO6は、価格こそ5万4000円前後と高価だが、やはり本体のみで防水や耐衝撃に対応し、背面液晶で撮影や再生ができる利便性は魅力だ。

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タブレットをサブディスプレーに モバイルも画面広々(日経トレンディネット)

 ディスプレーの広さと生産性は比例する――と、僕は日々実感している。パソコンでは、多くのアプリを使い、複数のウインドウを開いて作業するのが普通だ。というより、それこそがWindowsパソコンのメリットで、シングルウインドウでしか使わないならタブレットで事足りる。

【関連画像】9.7型のiPad 2をセカンドディスプレーとして使ってみた

 複数のウインドウを開いて作業する際には、いちいち切り替えずになるべく多くが表示できるほうが好ましい。そこで、仕事場ではマルチディスプレーで利用している。ところが、外出先では、なかなかそうはいかない。モバイルノートのディスプレーもだんだん大きくなってはいるのだが、それでも14型が限界だ。

 ということで、今回はタブレットをセカンドディスプレーとして使う方法を紹介しよう。パソコンとタブレットを持っているなら、ぜひセカンドディスプレーとして活用することをお勧めしたい。7~8型程度のモデルでも、画面が複数あるだけで作業効率が桁違いだ。モバイルノートとタブレットを持ち歩けば、外出先でもマルチディスプレー環境を構築できる。

iPadは有線タイプのアプリがいい

 iPadをセカンドディスプレーにするなら、「duet Display」に限る。僕が普段から利用しているアプリで、1800円と少々高価だが、間違いなくその価値はある。

 使い方は簡単で、まずiPadにアプリをインストールする。また、パソコンにも同社のウェブサイトからアプリをダウンロードしてインストールする。MacとWindowsに対応しており、僕はWindowsで利用している。

 後は両方でアプリを起動し、USBケーブルで接続するだけだ。僕の手元にある古い「iPad 2」と最新の「10.5インチiPad Pro」でテストしてみたが、どちらも、そこそこ快適に使えている。ケーブルで接続しているのでレスポンスは悪くない。動画やゲームでは遅延が発生するのでお勧めできないが。

 また、アプリ内課金(2300円)で「duet Pro」にアップグレードするとペンタブレットとして利用できるようになる。こちらは試してみると、筆記に若干の遅延が発生するのが気になった。

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スマートスピーカー2強「Amazon Echo」と「Google Home」 両者の違いを検証した(日経トレンディネット)

 アマゾンの音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」を搭載するスマートスピーカー「Echo(エコー)」がユーザーの手元に続々と届き始めた。筆者の手元にもやってきたので早速使っている。

【関連画像】アマゾンの音声アシスタント「Alexa」を搭載するスマートスピーカー「Amazon Echo」

 日本で発表されたアマゾンのEchoシリーズは、今回紹介するスタンダードモデルのEchoのほか、コンパクトな「Echo Dot」と、IoTデバイスとスムーズに連携できるスマートホームハブ機能を内蔵した「Echo Plus」の3機種だ。

 執筆時点(12月初頭)で販売は、Amazon.co.jpを訪れて招待メールをリクエストしてメールが届いた人だけが購入できるという、招待制で行われている。Echoが欲しくなってもすぐ購入できるわけではなく、Google Homeのように家電量販店などで購入することもできない。アマゾンでは、しばらくのあいだこの方法で販売し、製品を購入したユーザーの手もとで慣らし運転をしながらAlexaの日本語対応の向上や、サービスの練度を高めていく方針だ。

 これまでGoogleアシスタントを搭載する「Google Home」など数々のスマートスピーカーを取材してきた成果を踏まえて、AlexaとEchoでどんなことができるのか、Googleアシスタント搭載機器とどちらが買いなのか考えてみたい。スマートスピーカー選びで迷っている人は参考にしてほしい。

Echoは音がクリア、外部出力端子も便利

 Echoは無線LANでホームネットワークに接続して利用する。見た目はシンプルな円筒形で、サイズはGoogle Homeに近い。表面のカバーはファブリックで、下から中身を押し出すようにして外せる。交換用のカバーも販売されている。天面にはボリュームボタン、マイクのミュートボタンなどがついている。

 背面にはACアダプターを接続する電源コネクターと、外部に音声を出力する3.5㎜ステレオジャックがついている。ここから外部のステレオ装置などに音声ケーブルで接続して、そこから音を出せる。アナログな方法だが、分かりやすく便利だ。

 Google Homeが残念ながらいま手もとにないので、Echoとの音質比較はざっくりとしたインプレッションになるが、筆者の手応えとしてはEchoのほうが中低域がクリアで分離感のよい音に仕上がっていると感じた。

 これは、それぞれのスピーカー設計の違いによるものが大きい。Echoはエンクロージャーの内部に63.5mmのウーファーと16mmトゥイーターを縦方向の同軸線上に並べ、音を周囲360度に広げる無指向性スピーカーだ。Google Homeは前面に向かってフルレンジを1基と、その左右にパッシブラジエーターというスピーカー構成で、そのままでは中低域がやや曇りがちな印象を受ける。

●Echoはお得な音楽配信サービスあり

 現在、Echoで利用できる聴き放題の定額制音楽配信サービスは「Amazon Music Unlimited」と「dヒッツ」だ。アマゾンプライム会員向けの「Amazon Prime Music」にも対応する。Google Homeは「Google Play Music」と「Spotify」に対応する。すでにこれらの音楽配信サービスを使っている人は、それに合わせてスマートスピーカーを選ぶのがいいだろう。両社ともさらに多くの音楽配信サービスに対応してくれることを期待したい。

 筆者はSpotifyに慣れてきたところなので、今からAmazon Music Unlimitedに乗り換える気はなかなか起きないのだが、Echoを購入したユーザーは月額料金380円の「Echoプラン」(通常の月額は980円、プライム会員は780円)が利用できる。これだけ安ければ使ってみようかと思える。

 Google Homeは自宅にある複数のスマートスピーカー、またはChromecast built-in機能を搭載するワイヤレススピーカーやオーディオシステムと連携して、一つの音楽ソースを複数の部屋で同時に鳴らすマルチルーム再生ができる。Echoも同様の機能を日本で使えるように調整中とのことだが、本稿執筆時点ではまだスタートしていないのでその使い勝手は不明だ。

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破綻のフリーテルと好調のファーウェイ SIMフリースマホ2社「明暗」の理由(日経トレンディネット)

 「フリーテル」ブランドのプラスワン・マーケティング(東京都港区)と、中国のファーウェイ、そして台湾のエイスーステック・コンピューター。かつて日本のSIMフリーのスマートフォン市場で上位を占めていた「3強」と呼ばれていた企業のうち、2社の明暗が決定的に分かれる出来事がここ最近立て続けに起きた。

【関連画像】日本を強くアピールする名称もフリーテルの大きな特徴。かつては背面に漆塗り風の柄を施したモデルなども存在した

 そのうちの1社がプラスワンだ。同社は2017年12月4日、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請したのだ。同社は経営再建を目指して、11月1日に楽天に通信事業を売却したばかり。それからわずか1カ月で民事再生法の適用の申し立てに至ったことから、同社は通信事業だけでなく端末事業でも経営的に行き詰まっていたことがうかがえる。

 対照的にSIMフリースマホ市場での好調ぶりをアピールするのが、もう1社のファーウェイである。同社はプラスワンが民事再生法の適用を申請する約1週間前の11月28日に発表会を開いて新モデル3機種を発表するとともに、SIMフリースマホ市場でトップシェアであることを示す調査結果を紹介するなど、好調ぶりをアピールしていた。この両者の明暗を分けた決定打は何だったのだろうか。

 2012年設立のベンチャー企業であるプラスワンは、積極的にテレビCMを展開してきたことからMVNO(仮想通信事業者)としての知名度が高い。だが、もともとはSIMフリーのスマホメーカーだった。メーカーとして出発した後、通信やサービスも自社で提供するようになり、大手携帯電話事業者(キャリア)に近い、端末から通信を垂直統合型で提供する事業モデルを展開していた。

 フリーテルのスマホは、日本で設計して中国の業者に委託製造する仕組みを採用することで端末代金を安価に抑えている。そのため、コストパフォーマンスに優れていることが人気につながった。また、折り畳み式モデルや、大容量バッテリーモデルなど個性的なラインアップをそろえて注目を集めていた。加えて、「KIWAMI」「MUSASHI」「RAIJIN」といった端末名を採用するなど、日本のブランドであることを強く打ち出していたことも特徴といえるだろう。

 フリーテルは、MVNOが「格安SIM」と称され注目されるようになって以降、コストパフォーマンスの高さから端末の販売台数を急速に拡大した。さらにプラスワンがMVNO事業に力を入れるようになってからは、SIMカードの契約と端末をセットにした販売で業績を伸ばしていった。

 プラスワンは端末の海外販売も積極化。カンボジアやメキシコなどの新興国を中心に22カ国に進出し、事業を順調に拡大していたように見えた。それだけに、通信事業だけでなく、端末事業まで深刻な経営不振に陥っていたことには驚かされる。

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GoPro「HERO6」、見た目では分からない大きな進化(日経トレンディネット)

 アクションカムで知られる米GoProが、この秋に2つの新製品を発表した。防水&耐衝撃性能を備えた同社初の全天球アクションカム「Fusion」が話題になっているが、同時に発表した主力のアクションカム「HERO6 Black」も大きな進化を遂げていた。見た目が従来モデル「HERO5 Black」と同じなので気づきにくいが、中身はまったくの別物といえるほどになった。特に筆者が注目したHERO6 Blackの進化点をチェックしていきたい。

【関連画像】HERO6 Black(左)とHERO5 Black(右)。外観からは機種を判別するのが難しいほどソックリだ

●新型プロセッサーの搭載で機能や画質が大幅に向上

 HERO6 Blackと先代のHERO5 Blackの外観は基本的に変更点はなく、見た目で違いを見つけるのは困難なほどだ。本体のみで10mの防水性能や耐衝撃性能を備える点や、背面に2インチのタッチパネル液晶を搭載する点も共通で、基本的な装備は充実しているといえる。

 ソックリな外観とは対照的に、撮影性能は大きく向上している。特に改良が加えられたのが動画機能で、4K動画は60fps、1080pのフルHD動画なら240fpsという高フレームレートでの撮影が可能になった。ダイナミックレンジの拡大や低光量時の画質向上、写真モードでは新たにHDR Photoモードが搭載されたのも注目できる。

 これらの撮影性能の向上は、HERO6 Blackで新たに搭載した映像プロセッサー「GP1」によるところが大きい。このチップはカメラの頭脳にあたるもので、デジカメでは一般的に画像処理エンジンと呼ばれる。日本のシステムLSIメーカーであるソシオネクストのイメージングシグナルプロセッサー「Milbeaut」(ミルビュー)をベースに、GoProと共同開発したものだ。最高水準のブレ補正技術や低消費電力が大きな特徴となっている。

 特に、低消費電力がもたらす低発熱が撮影性能の向上に大きく寄与している。4K/60fpsや1080p/240fpsといった高画質・高フレームレートの動画を扱う場合、大量のデータをリアルタイムに処理する必要がある。従来のチップでは、このような処理を実行すると大きな発熱が生じ、すき間がなく密閉性が高い防水防塵仕様のボディーだと放熱で問題が生じる。GP1は発熱が小さいため、防塵防滴構造のボディーでも十分に放熱が間に合うので、撮影性能が引き上げられるのだという。

 HERO6で新たに追加されたフレームレートで面白いのは、1080pの240fpsだ。フレームレートとは、1秒間に何回静止画を書き換えるかという回数のこと。映像で使われる単位はおもに「fps:frame per second」(フレーム毎秒)で、この数字が大きくなればなるほど滑らかな動きとなる。一般的に、テレビ放送であれば30fps、映画なら24fpsとなっていて、素材の映像のフレームレートが高ければ高いほど、ゆっくり再生してもコマ落ち感のないなめらかなスロー再生が可能となるわけだ。HERO6の1080p/240fpsで撮影すれば、8倍のスローで再生しても通常のテレビ放送と同等のなめらかな再生ができる。

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Androidで動く小型プロジェクターは使える?(日経トレンディネット)

 ベンキュージャパンから新しいポータブルLEDプロジェクター「G310J」が登場した。脱着式のバッテリー付属、Android OS搭載という、なかなか面白い製品だ。

【関連画像】明るさはさほどでもないので、部屋の照明も適切に調整したい

 まずはスペックだが、本体サイズは、146×139.2×46.5mmとWi-Fiルーターの親機くらいの大きさだ。ただし、バッテリーを装着すると146×139.2×65.7mmと厚みが増す。また重量は、本体だけで重量570g。こちらはバッテリー込みだと970gになる。

 モバイルプロジェクターにはいろいろな種類があり、「ポケットプロジェクター」と呼ばれる超小型モデルも登場している。G310Jは、それらと比べるとやや大きいので「小型プロジェクター」くらいの表現が適切だろう。明るさは300ルーメンと、小型プロジェクターとしては標準的だが、一般的なプロジェクターに比べると1/3~1/10程度なので、大きく投影するなら部屋をかなり暗くする必要がある。

 G310Jは短焦点も特徴の1つになっており、1mの距離で60インチの投影が可能。とはいえ、さらに焦点距離の短いモデルもあるので、「やや短焦点」くらいと考えておくのがよさそうだ。

バッテリーで3時間駆動する

 G310Jが特徴的なのは、バッテリーでも駆動すること。8000mAhの専用バッテリーが標準で付いており、これを取り付けるとACアダプターなしで3時間利用できる。“ポータブル”をうたうだけあって、電源のない屋外などでも使えるわけだ。

 ただ、バッテリーは専用品ではなくてもいいような気がする。市販のモバイルバッテリーで給電できればそれで事足りるし、容量も自由に選べる。G310JのACアダプターは専用タイプなので、市販の外付けバッテリーを使うことができないのだ。

 また、専用ラバーケースも付いていて、バッテリーを取り付けた状態で装着すると見た目も良くなる。ただし、ラバーケース込みでの重さをキッチンスケールで計測すると1.1kgを超えるので、持ち歩くにはちょっと負担が大きい。バッグに収納するのにも邪魔になるサイズだ。

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LTE対応タブレット、一番人気は低価格「iPad」(日経トレンディネット)

 前回の「スマホの売れ行き、直近はiPhoneが7割を占める」に引き続き、今回はタブレット、特にキャリアと通信契約を結べば単体で通信できるLTEモデル(セルラーモデル)の売れ筋をヨドバシカメラ新宿西口本店 スマホ館に聞いた。

【関連画像】ファーウェイ・ジャパン/NTTドコモ「dtab Compact d-01J」

 同店の携帯スマートフォンチームリーダー・沢柳雄紀氏は「Wi-Fiのみのタブレットとは違う売れ方をしているのは確かです。1~2年前と比べてラインアップの数はあまり変わっていませんが、お使いになる方は確実に増えている印象があります」という。カーナビ代わりに使ったり、外でLINEしたりしたいといったニーズがあり、スマホと同一キャリアでセット購入する人も少なくないそうだ。

 売れ筋モデルは以下のとおりとなる。価格は機種代金(または新規加入の支払総額)だ。

 第5世代iPadとiPad Proの間に8型級のdtab Compactが割って入る構図になっていた。iOS系の人気が高いのはスマホと同様だが、トップにエントリーモデルが立つなど異なる点もある。また、10型級と7型級が混在するタブレットならではのトレンドの複雑さもランキングに反映されているように見える。モデルごとの人気の理由は次のページから追っていこう。

※掲載している価格は、2017年11月30日14:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。

サブとして最適な10型級の「第5世代iPad」と8型級の「dtab Compact」

 一番人気となったのは、アップルの「9.7型iPad」(第5世代)だ。9.7型からの現行iPadシリーズではエントリーに位置づけられるラインアップで、よく売れているのも128GBモデルではなく、より低価格な32GBモデルだ。それでもメインカメラは8メガあり、2048×1536ドットの高精細パネルが搭載されている。

 人気の理由は、やはりコストパフォーマンスの高さにある。「iPadのなかで圧倒的に安く買えるモデルということで、キャリアを問わずiPhoneのサブ端末として同時契約される方が多いですね。操作体系がだいたい同じですし、iCloudを使った連係も容易ですから。外で9.7型の大画面を利用したい人、特にカーナビとして使ったり電子書籍を読んだりしたいという人に支持されていますね」。

 続く2位のファーウェイ・ジャパン/NTTドコモ「dtab Compact d-01J」も、コストパフォーマンスの高さで選ばれている向きがある。こちらはパネルが8.4型(2560×1600ドット)とコンパクトで、よりモバイル向けの端末となる。

「実質負担額が0円になる契約で使えるので、片手で持てるタブレットをサブ用途で使いたい、という人に人気があります。やはりAndroidスマホとのセットが多いですね。NTTドコモは、スマホもタブレットもAndroid端末ならほぼ同じインターフェースで利用できるので、ご年配の方の人気も根強いです」

 加えて、近いサイズのiPad mini 4がやや品薄傾向になっていることも、売れ行きに追い風となっているらしい。

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ソニーの新スマートウォッチ 軽量化で着け心地をアップしたが、振動が単調(日経トレンディネット)

 ソニーがスマートウォッチ「wena wrist(ウェナリスト)」シリーズの2代目となる最新モデルを発売する。「wena wrist pro」と「wena wrist active」の2モデルで、発売はproが12月21日、activeが2017年3月上旬。価格はそれぞれオープンで、市場想定価格はproのブラックが3万7000円前後、シルバーが3万5000円前後、activeが3万円前後となっている。

【関連画像】通話やメッセージが着信すると通知LEDと有機ELでお知らせ

 wena wristシリーズは、通知バイブや各種センサーなどのスマートウォッチ機能をバンド部分に搭載し、ウォッチヘッドは従来の時計そのものを採用することで、腕時計としての造形美とスマートウォッチの機能美を両立させたモデルだ。

 それはコンセプトからも明かだ。ウォッチヘッドはあくまでも腕時計そのもので、スマートウォッチ機能はバンドのバックル部分にささやかに収められている。Apple Watchのようにウォッチヘッドが画面そのものという形状に抵抗を感じる人をターゲットにしているプロダクトと言える。

 今回発売した2モデルはバンド単体での販売で、ウォッチヘッドは好みのモデルから選択して組み合わせる。もちろん、既に発売されてるwenaシリーズのウォッチヘッドを装着することも可能だ。

●前モデルに比べて約25%も小型化した金属素材のバンド

 2モデルのうち、wena wrist proは、素材に金属素材を採用したフォーマルなモデル。バックル部分に各種センサーやワイヤレス機能、有機ELディスプレーを搭載し、通知やFeliCaによる電子マネー、活動ログなどの機能を利用できる。

 腕時計としての着け心地を大きく左右する、サイズや重量は前モデルよりも25%ほど小型化した。バンドの幅は約2mmほど細くなり、バックル部の厚みは約1mmほど薄くなっている。

 ウォッチヘッド(67.5g)とwena wrist pro(85g)の組み合わせで合計152.5gなので、装着感は多少ズシリとくるが、それがむしろ一般的なメタルバンドの腕時計と比べて遜色ない、心地よい重量感を演出している。

 Apple Watchは腕時計を着けない層や、初めてスマートウォッチを使用する層を開拓したが、wena wristは、あくまでも日常的にアナログの腕時計を使用している層に対して、スマートウォッチの機能を付加的に提供することを目的としている製品と言えるだろう。

格安SIMの通信速度、2018年は遅くなる?(日経トレンディネット)

 大手携帯電話会社よりも通信コストが安く、通信会社(MVNO)ごとに特徴的なサービスが提供されている「格安SIM」。MVNOは基地局をはじめとした大手携帯電話会社のネットワーク設備に相乗りする形でモバイル通信サービスを提供しているが、MVNO自身が持つネットワーク設備や確保している帯域の状況によって、その通信速度は各社で異なる。

【関連画像】YouTube再生時の下り平均速度の推移

 特に、平日昼の12時台や18時台は利用が集中するため、通信速度が遅くなりやすい。速度の低下を防ぐには設備の設定や増強といった対策が欠かせず、MVNO各社の取り組みに左右される。

 今回は、日経トレンディネットの専門サイト「格安スマホはこう選べ!」が、2016年9月から2017年10月までの1年間、計測してきた格安SIMの通信速度テストの結果を振り返ってみよう。

 格安SIMの通信速度テストでは、およそ2カ月ごとに「IIJmioモバイルサービス(タイプD)」「楽天モバイル」「イオンモバイル」「OCN モバイル ONE」「LINEモバイル」「BIGLOBEモバイル(タイプD)」「mineo(Dプラン)」「FREETEL SIM」の8社の格安SIMについて実際に通信速度をテストしている。

 測定地点は東京都内の新宿駅周辺と秋葉原駅周辺、そして地方都市の例として長野県佐久市・佐久平駅周辺の3カ所だ。測定は毎回平日、通信速度が比較的良好な9時台と、通信速度が遅くなる12時台および18時台に実施。イードの速度測定アプリ「RBB SPEED TEST」とYouTube再生時の下り平均速度をそれぞれ測定することで、通信回線そのものの実力と、実際の利用環境における通信速度の双方を評価している。

 1年間の結果を振り返ることで、時期が及ぼす通信速度への影響や、各社の速度の変遷などを視覚化し、個々の測定では見えづらい格安SIMの長期的な通信品質の変化を捉えたい。

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